2014年10月16日木曜日
瀬底小学校の体験プログラムとして「イカビジュづくり」と「イカ釣り」に挑戦しました
与那城小学校の離島体験2日目のプログラムは、「イカビジュづくり」と「イカ釣り」です。
「イカビジュ」とはイカを釣るための疑似餌(ルアー)のことで、池間の漁師のみなさんはそれぞれ自分で工夫をした手作りのイカビジュを作って持っています。天候や潮の流れ、釣る場所によっても使うイカビジュを変えるそうで、色や大きさ、形も様々です。
今回は、木片をおおまかに削ってオモリをいれてもらったものをベースに、サンドペーパーで磨くところからスタートし、思い思いの色をつけて仕上げるという体験をしてもらいました。
イカの気持ちになって、おもわず食いつきたくなるようなイカビジュを目指します。
よく磨いたものにスプレーで色をつけているところ。
いろんな色のイカビジュができてきました。
乾いたら、目玉とティビガニ(針)をつけて調整します。
完成したら、海水に入れてオモリとバランスのテストをしてみます。
頭のほうがやや下になりながら、ゆっくりと沈んでいけば合格。沈まなかったり、ティビガニの方が下がってしまうようであれば、オモリを調整します。
個性的なイカビジュが出来上がりました。
さっそく竿につけて、イカビジュの投げ方を練習。
午後からは、水浜広場周辺でイカ釣り体験を行いました。
なんと!最初の何投目かで、さっそくイカが食いついてきました。惜しくもあと少し・・・というところで、墨をはいて逃げられてしまいましたが、子どもたちが作ったイカビジュはイカにもきちんと認めてもらえたようです。
瀬底島に戻っても、このイカビジュでイカ釣りの練習をしてくださいね。
今回は少人数の学校だったので、すべての体験プログラムを4軒の民家のみなさんと一緒に行うことができました。ここでご紹介したほかにも、船で沖に出て釣りをしたり、みんなで一緒に魚をさばいて夕飯を作ったり、夜の探検をしたりと、とても内容の濃い、充実した3日間となったのではないでしょうか。最終日には、それぞれの家族から「家族認定証」をもらい、池間島の子どもになって帰っていきました。
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