高齢者の「アマイ・ウムクトゥ」を掘り起し、実際に次の世代に引き継いでいく場として「シマ学校」の開設を目指しています。
今回は、その準備のためのプレ企画2回目として、たうふがす(とうふかす=おから)を使った料理に挑戦しました。
かつてはどの家庭でも、石臼で大豆を挽いて海水を加え、ゆしどうふやしめどうふを作っていたそうです。その際に一緒にできる「たうふがす=おから」はどのようにして食べていたのか?
お話を聞いていくうちに多く上がってきたのが「たうふがすてんぷら」でした。
材料は、たうふがす、小麦粉、塩、水を基本として、重層、たまご、季節の野菜(ニラ、ノビル、にんにくの葉、にんじん)、酢などをそれぞれの家庭の作りかたによって加えて使います。
5テーブルに分かれ、料理スタート。
作り慣れているため、みなさんとっても手際よく作業をすすめています。
このようにして手で生地をこねながら油に落としていきますが、上手に焼くためにはそれなりのコツが必要です。
こちらのテーブルでは、たうふがすにニラ、キムチの素を加えた生地を作っていました。創作も大歓迎です。
きれいな色に焼けてきています。
重層とたまごを使ったテーブルではふっくらとした焼き上がりになりました。
最後にそれぞれが作ったてんぷらを食べ比べしながら、商品化にむけて楽しく話し合いをしました。
さて、次回の「シマ学校」では、待望のとうふづくりに挑戦してみたいと思います。
1960年代の写真を見ながら、当時のとうふづくりの光景や必要な道具、手順などについて意見を交わしました。石臼も修理中ですので、シマ学校や体験プログラムで活躍してくれることを期待しています。
2014年2月12日水曜日
2014年2月11日火曜日
すまだてぃだより12号を掲載しました。
すまだてぃだより12号ができました。
○今月の特集記事
ユニムイ発表会・体育館落成記念
映画「みんなの海だから」
小野高校民泊 3000本のアカバナ植花
イーヌブー除草作業終了
池間大橋開通記念 グラウンドゴルフ大会
こちらからpdf版をご覧いただけます。
2014年2月5日水曜日
小野高校のみなさんが池間島の一周道路沿いにアカバナの苗3000本を植花しました
2月5日、兵庫県立小野高校のみなさんと一緒に、アカバナの苗木約3000本を植花するイベントを開催しました。
このイベントは、2月4日~6日の日程で修学旅行民泊に来てくださった兵庫県立小野高校のみなさんの協力で、池間島の一周道路沿いの花壇に池間島在来のアカバナ(ブッソウゲ)を植え、島の玄関口を花いっぱいにしようと企画してきたものです。
この日のイベントのために、昨年から修学旅行で来てくださった方たちの力を借りて少しずつ苗づくりを行ってきました。さらに、小野高校さんからは作業に必要なクワや移植ごて、剪定はさみなどの農具を200本近く寄贈していただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
イベント当日は、朝からたくさんの生徒のみなさんが準備にかけつけてくださいました。
総延長220mの花壇には、苗木を植える場所に目印の割りばしが約3000本立てられています。
こちらは、割りばしの本数を目安に、植えつける苗木を運びこんでいるところ。
こちらでは、400名分の炊き出しの準備が進められています。
今晩の夕食となる炊き出しのメニューは、ソーキや豚足が入った具だくさんの豚汁。
そして、豚2頭分を肉を使ったワーヌンスニ(豚の味噌煮)。池間島の伝統料理ですが、400人分の豚を炊くという機会はそうありません。
水を一切使わずに、味噌と泡盛をもみ込んでからまきで炊き上げます。
西原地区や狩俣地区に民泊している生徒さんと民家のみなさんも全員集合して、いよいよイベント開始です。
池間自治会長の奥原さんが開会のあいさつを行いました。
受け入れ民家のみなさんも大勢集まっています。
クラスごとに持ち場に移動して、作業開始。
こちらでは、民家さんの指導でアカバナの「苗づくり」を行っています。
挿し木の苗が着々と出来上がってきました。
今回作っていただいた約3000本の苗木は、来年度の修学旅行生に植えつけをしてもらう予定です。
こちらは、花壇にアカバナの苗木を植えつけしているところ。
一見、割りばしが枝に変わっただけのようですが、今回植えつけした苗がしっかりと根付き、芽が出てきてくれることを祈ります。
作業が終わると、なんと小野高校のみなさんから池間島へのプレゼントがありました。小野市の伝統産業であるそろばんを使った素敵なプレートをいただきました。
「ONO♡IKEMA」
池間島からも、「海のいきものカレンダー」のプレゼントのおかえしです。
そして、待ちに待った炊き出し。
豚汁はあっという間に完売でした。
夕食の後は交流会です。小野高校のみなさんによるエイサーの披露がありました。
どのクラスもとてもよく練習していて、すばらしいパフォーマンスでした。
ひとりひとりが手に持っている「パーランク」も、自分たちの手づくりなんですって。
この後、総勢400名のクイチャーを踊り、大盛り上がりの内にイベントは無事終了しました。
ご協力いただいた民家のみなさま、小野高校のみなさま、本当にありがとうございました。
2/13 続報
アカバナの植えつけから約1週間が経過しました。
先週から降り続いた雨のおかげで、植えつけたアカバナの苗木がしっかりと根付いたようです。すでに何本かが芽吹いていましたので、今後の生長が楽しみです。
このイベントは、2月4日~6日の日程で修学旅行民泊に来てくださった兵庫県立小野高校のみなさんの協力で、池間島の一周道路沿いの花壇に池間島在来のアカバナ(ブッソウゲ)を植え、島の玄関口を花いっぱいにしようと企画してきたものです。
この日のイベントのために、昨年から修学旅行で来てくださった方たちの力を借りて少しずつ苗づくりを行ってきました。さらに、小野高校さんからは作業に必要なクワや移植ごて、剪定はさみなどの農具を200本近く寄贈していただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
イベント当日は、朝からたくさんの生徒のみなさんが準備にかけつけてくださいました。
総延長220mの花壇には、苗木を植える場所に目印の割りばしが約3000本立てられています。
こちらは、割りばしの本数を目安に、植えつける苗木を運びこんでいるところ。
こちらでは、400名分の炊き出しの準備が進められています。
今晩の夕食となる炊き出しのメニューは、ソーキや豚足が入った具だくさんの豚汁。
そして、豚2頭分を肉を使ったワーヌンスニ(豚の味噌煮)。池間島の伝統料理ですが、400人分の豚を炊くという機会はそうありません。
水を一切使わずに、味噌と泡盛をもみ込んでからまきで炊き上げます。
西原地区や狩俣地区に民泊している生徒さんと民家のみなさんも全員集合して、いよいよイベント開始です。
池間自治会長の奥原さんが開会のあいさつを行いました。
受け入れ民家のみなさんも大勢集まっています。
クラスごとに持ち場に移動して、作業開始。
こちらでは、民家さんの指導でアカバナの「苗づくり」を行っています。
挿し木の苗が着々と出来上がってきました。
今回作っていただいた約3000本の苗木は、来年度の修学旅行生に植えつけをしてもらう予定です。
こちらは、花壇にアカバナの苗木を植えつけしているところ。
一見、割りばしが枝に変わっただけのようですが、今回植えつけした苗がしっかりと根付き、芽が出てきてくれることを祈ります。
作業が終わると、なんと小野高校のみなさんから池間島へのプレゼントがありました。小野市の伝統産業であるそろばんを使った素敵なプレートをいただきました。
「ONO♡IKEMA」
池間島からも、「海のいきものカレンダー」のプレゼントのおかえしです。
そして、待ちに待った炊き出し。
豚汁はあっという間に完売でした。
夕食の後は交流会です。小野高校のみなさんによるエイサーの披露がありました。
どのクラスもとてもよく練習していて、すばらしいパフォーマンスでした。
ひとりひとりが手に持っている「パーランク」も、自分たちの手づくりなんですって。
この後、総勢400名のクイチャーを踊り、大盛り上がりの内にイベントは無事終了しました。
ご協力いただいた民家のみなさま、小野高校のみなさま、本当にありがとうございました。
2/13 続報
アカバナの植えつけから約1週間が経過しました。
先週から降り続いた雨のおかげで、植えつけたアカバナの苗木がしっかりと根付いたようです。すでに何本かが芽吹いていましたので、今後の生長が楽しみです。
2014年1月10日金曜日
すまだてぃだより11号を掲載しました。
すまだてぃだより11号ができました。
○今月の特集記事
池間小学校 全琉音楽祭出演決定!
第2回池間島歌謡ショー
池間島新春ロードレース
ドクターゴンの往診継続にむけて
今月の行事予定
こちらからpdf版をご覧いただけます。
2014年1月6日月曜日
2014年1月1日水曜日
NPOいけまのホームページができました
いけま福祉支援センターのホームページができました。
http://npoikema.sakura.ne.jp
NPOが取り組んでいる事業や、池間島で展開中の活動の情報などを随時更新していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
http://npoikema.sakura.ne.jp
NPOが取り組んでいる事業や、池間島で展開中の活動の情報などを随時更新していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2013年3月10日日曜日
アダナスからロープをつくる
アダナス、とは海岸沿いの砂浜などに生えているアダンという木の気根のこと。繊維を細く裂いてから縄をなって、クリ船のアンカーロープとして使ったり、潮干狩りのときに履く草履(池間の方言で”フダミ”)を編んだり、採った貝を入れたりするかごをつくったりして、とても重宝していたそうです。なにより、海水に浸すほどに強くなるというので、海の島の暮らしに欠かせない素材だったことがわかります。
そんな暮らしの知恵や技を残し、あたらしく生かしていくための取り組みを始めようとしています。
今日は、島の漁師、上原義勇さんと一緒にアダナスを収穫して「縄ない」の練習をしてきましたので、その様子をレポートします。
まずはアダナスの収穫へ…アダンが生えているのはこんなところ。
茂みの奥に発見したアダナスを狙って、生い茂ったアダンの下を這っていく上原さん。とはいえ、アダンの葉は固く、葉のふちと裏側に鋭いトゲがあるため、茂みを潜り抜けるのは一苦労です。
収穫したアダナスはこんな感じ。根っこの先が砂に届き、少し砂に埋まっているくらいのものが上等なんだそうです。昔はみんながアダナスを採って使っていたので、こんなに大きなものはなかったそう。
アダンは、葉もまきとして使用していたそうですが、池間島内でアダンがなくなると狩俣・島尻地域(池間の方言で”フズマ”=大きな島)にもこっそり採りにいっていたという昔話をよく聞きます。
採ってきたアダナスは、カマですすーっと皮をむいていきます。
簡単そうに見えますが、力の入れ具合がとても難しい。
皮をむいたら、今度は繊維に沿って薄くスライスしていきます。
浜辺でのんびり、波の音を聞きながら。しかし手元は止まることなくさっさっとリズムよく動きます。
「薄ければ薄いほうがいいさぁ」といいながら、だいだい厚さ1ミリくらいに切れ込みをいれたところ。切れ込みを入れてから、手で裂いていきます。
薄くスライスしたら、天日で一気に乾燥させます。
ここで雨に濡らしたり、日陰干ししてしまうと、色も黒くなり、繊維の強度も落ちてしまうで要注意です。
(干している途中で雨に濡らしてしまい、黒いシミだらけになったアダナスを持っていったときには「これじゃだめさ」と怒られました)
乾燥したら、海水に浸して湿らせてからさらに細かく繊維を裂いていきます。(写真は「これじゃだめさ」と言われたシミだらけのアダナス・・・)
細い繊維になったら、もう一度海水に浸してから縄をなっていきます。手で撫でているだけでみるみる間に縄がなわれていきました。まるで魔法のよう・・・! 上原さんは、小学3年生のころにおじぃからアダナスのこしらえ方を習ったのだそうです。それ以来自分では作っていなかったといいますが、今日久しぶりにやってもこの器用さには驚きました。
こちらでは、上原まさ子さんがガジュマルの葉っぱで帽子をつくってくださいました。 「学校からの帰り道に、女の子たちは葉っぱを編みながら帽子をつくって、家までかぶって帰っていたさ」
左がアダナスでなった縄。右がガジュマルの葉っぱの帽子。今みても、とてもおしゃれで素敵です。
帽子にするにはもっと大きく作るのだそうですが、頭にのせてみるとこんな感じ。
キジムナーの帽子みたいです。
日陰に腰かけて手仕事をしながら、昔のくらしや島の伝説のはなし、海のはなしなどいろんなお話を聞かせていただきました。島を訪れて、島のおじぃやおばぁたちとこんな時間を過ごすことができたら、それはとてもぜいたくな時間かもしれません。 次回は、アダナスでなった縄をつかってフダミやかごの編み方を習いたいと思います。上原義勇さん、まさ子さん、どうもありがとうございました。
そんな暮らしの知恵や技を残し、あたらしく生かしていくための取り組みを始めようとしています。
今日は、島の漁師、上原義勇さんと一緒にアダナスを収穫して「縄ない」の練習をしてきましたので、その様子をレポートします。
まずはアダナスの収穫へ…アダンが生えているのはこんなところ。
茂みの奥に発見したアダナスを狙って、生い茂ったアダンの下を這っていく上原さん。とはいえ、アダンの葉は固く、葉のふちと裏側に鋭いトゲがあるため、茂みを潜り抜けるのは一苦労です。
収穫したアダナスはこんな感じ。根っこの先が砂に届き、少し砂に埋まっているくらいのものが上等なんだそうです。昔はみんながアダナスを採って使っていたので、こんなに大きなものはなかったそう。
アダンは、葉もまきとして使用していたそうですが、池間島内でアダンがなくなると狩俣・島尻地域(池間の方言で”フズマ”=大きな島)にもこっそり採りにいっていたという昔話をよく聞きます。
採ってきたアダナスは、カマですすーっと皮をむいていきます。
簡単そうに見えますが、力の入れ具合がとても難しい。
皮をむいたら、今度は繊維に沿って薄くスライスしていきます。
浜辺でのんびり、波の音を聞きながら。しかし手元は止まることなくさっさっとリズムよく動きます。
「薄ければ薄いほうがいいさぁ」といいながら、だいだい厚さ1ミリくらいに切れ込みをいれたところ。切れ込みを入れてから、手で裂いていきます。
薄くスライスしたら、天日で一気に乾燥させます。
ここで雨に濡らしたり、日陰干ししてしまうと、色も黒くなり、繊維の強度も落ちてしまうで要注意です。
(干している途中で雨に濡らしてしまい、黒いシミだらけになったアダナスを持っていったときには「これじゃだめさ」と怒られました)
乾燥したら、海水に浸して湿らせてからさらに細かく繊維を裂いていきます。(写真は「これじゃだめさ」と言われたシミだらけのアダナス・・・)
細い繊維になったら、もう一度海水に浸してから縄をなっていきます。手で撫でているだけでみるみる間に縄がなわれていきました。まるで魔法のよう・・・! 上原さんは、小学3年生のころにおじぃからアダナスのこしらえ方を習ったのだそうです。それ以来自分では作っていなかったといいますが、今日久しぶりにやってもこの器用さには驚きました。
こちらでは、上原まさ子さんがガジュマルの葉っぱで帽子をつくってくださいました。 「学校からの帰り道に、女の子たちは葉っぱを編みながら帽子をつくって、家までかぶって帰っていたさ」
左がアダナスでなった縄。右がガジュマルの葉っぱの帽子。今みても、とてもおしゃれで素敵です。
帽子にするにはもっと大きく作るのだそうですが、頭にのせてみるとこんな感じ。
キジムナーの帽子みたいです。
日陰に腰かけて手仕事をしながら、昔のくらしや島の伝説のはなし、海のはなしなどいろんなお話を聞かせていただきました。島を訪れて、島のおじぃやおばぁたちとこんな時間を過ごすことができたら、それはとてもぜいたくな時間かもしれません。 次回は、アダナスでなった縄をつかってフダミやかごの編み方を習いたいと思います。上原義勇さん、まさ子さん、どうもありがとうございました。
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