2018年3月30日金曜日
「すでぃがふう奨学金」の贈呈式を行いました
このたび、NPOいけまでは、島の若者の背中を後押しする「池間すでぃがふう奨学金」を創設しました。今日は、初となる奨学金の贈呈式が行われました。
この奨学金は、池間島で育つ子どもたちが「なりたい自分」に近づくことを、島民一人一人が支える仕組みとして創設しました。感謝の意を表す「すでぃがふぅ(巣出る果報)」から、「池間すでぃがふぅ奨学金」という名称になりました。池間小中学校へ通算6年以上在籍し、大学や専門学校へ進学する者で、原則として、応募者の中から毎年1名を選考し、交付します。
今年は、卒業生5名中5名全員が進学。このうち3名より応募があり、厳正な選考の結果、初の奨学金を與那原愛理さんに贈ることに決定しました。
初の贈呈式には、生き生き教室のオカアたちや、愛理さんを小さい頃から育ててこられた祖母のサヨさん、きゅ~ぬふから舎の利用者さんや子どもたちなど、多くの人が参加しました。
たくさんの激励に、愛理さんは「夢を持って頑張っていいんだって思えました。夢をかなえて帰ってきます。」と感謝を伝えていました。
この奨学金は、NPOいけまが2014年より発行してきたカレンダーの売り上げをもとにしています。
このカレンダーは、池間島の島民の歴史や文化、そして想い出がたくさん詰まった内容で、島民が県外で暮らす子や孫にとたくさん購入してくれています。いわば、島民が島民のために作ったカレンダーですから、この売上は島を元気にする原資として活用したいと考えてきました。
近年、特に沖縄では子どもの貧困が深刻との報道があります。巣立っていこうとするこどもたちが、経済的な理由で自分の将来をあきらめてしまうことほど悲しいことはありません。そして、島の大人たちは、いつも心配して、支えていきたいと考えていることをこどもたちに知っていてほしいと思います。小さなスタートですが、少なくともこの先10年は続けていけるようにと考えています。
2018年3月27日火曜日
2018年3月26日月曜日
ウツマミ発芽しました
2/26~の島あっちぃで来島してくださったみなさんが蒔いたウツマミは、1か月でこんなに成長していました。
畑をよく見ている方々によると、今年は虫の発生が少ない、とのこと。確かに、発芽後に虫に食べられた形跡があまりなく、順調に育っています。台風にも耐え、今年こそは豆が収穫できますように。
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