2016年6月22日水曜日

「ゆがたいの紙芝居づくり」シマ学校のおしらせ

今度のシマ学校は「ゆがたい」です。

6月25日(土)10:00~12:00
於:池間島離島振興総合センター

 池間島にはたくさんのゆがたい(おはなし)があります。その中から今回は「ウッジャのゆがたい」を選びました。島の野原に暮らすウッジャ(うずら)一家のお話です。
 ウッジャのゆがたいを通して、池間言葉の語りを楽しみたいと思います。
 子どもたちとおばぁたちとで力を合わせて、ウッジャのゆがたいの紙芝居をつくる予定です。お時間のある方はぜひご参加ください。


生き生き教室で「ゆがたい」研究

 6月11日(土)の生き生き教室では、みんなで池間の「ゆがたい」の研究会を行いました。
 ゆがたいは、テレビなど娯楽がなかったその昔、大人が子どもを楽しませるために話してきかせた物語(おはなし)です。
 今のおばぁたちは、「子どもの頃に、おばぁのおばぁから聞かせてもらったよ」という経験のある人もいれば、「学校で方言を話さないようにと言われてたから、ゆがたいはよく知らない」という人もいます。
 というわけで、今回の生き生き教室では「ユーサのゆがたい」を取り上げて、みんなで内容や語り口を確認するということになりました。
 テキストに使ったのは、話者:新城メガ、翻字者:佐渡山安公の「ユーサのゆがたい」です。語りが収録されたのは約40年前です。話者の新城メガさんは明治生まれ。生き生きの利用者のみなさんも、“おばぁ”とはいえ、明治の池間口の言い回しにはわからない部分もあるとの
こと。
 「ユーサのゆがたいは、小さい頃に、寝る前におばぁがよく話したり歌ったりしてくれたゆがたいだよ」という経験があるおばぁの話をみんなで聞きました。
 ちなみにユーサのゆがたいは、池間島のガー(井戸)がたくさん登場します。これらのガーは今も残っていて見ることができます。 

 今回、みんなで研究を深めたゆがたい。じわ~っと面白い池間のゆがたいをぜひ子どもたちにも伝えたい。そこで、次回はシマ学校で、子どもたちと一緒にゆがたいの「紙芝居づくり」に挑戦します。

2016年6月14日火曜日

すまだてぃだより39号を掲載しました


すまだてぃだより39号ができましたので掲載いたします。

○第121回ヒャーリクズ開催
○ヒャーリクズ前夜祭
○金城駿介くん優勝
○おばぁたちは待ってるよ~“生き生き教室”
○わんぱく学童日記
○今月の出来事

こちらからpdf版をご覧いただけます。