2014年10月28日火曜日

琉球新報「落ち穂」の連載9回目が掲載されました


琉球新報の文化面エッセイ「落ち穂」というコーナーに、NPOスタッフの三輪が記事を書かせていただいています。

第9回目は2014年10月27日発行。お手元に紙面のない方は、ぜひこちらからお読みください。 (画像をクリックすると拡大します)

2014年10月27日月曜日

第6回シマ学校「アダナスを編む」を開催しました


9月、10月は行事が多く、シマ学校の日程がうしろにずれ込んでしまいましたが、ようやく第6回目の開講です。
今回のテーマは「アダナスを編む」です。


島の周囲に生えるアダンは、古くから島の人々の暮らしの中で様々に利用されてきました。幹は建材に、気根からとれる繊維は頑丈なロープや海用の草履や網袋に、葉は焚き物や草履に、実は子どもたちのおやつや燻製用のまきに、、、とその方法は実に多様です。今回は、この「アダン」を切り口に、島の暮らしのアマイ・ウムクトゥを学んでいきます。


まず、幼稚園、小学校1・2年生の子どもたちと一緒に、島の周囲にアダンの気根「アダナス」を探しにいきました。
ヤマトバマへと降りていく小道はアダンのトンネルになっていて、お目当てのアダナスもたくさん。この中から、上質な繊維がとれるアダナスを選んで収穫します。


気根の中でも、幹から下に向かって伸びてくる根の先端に傘(カブト)をかぶり、地面につくかつかないかくらいのものを「アダナス」といい、その中でもできるだけ節がなく虫食いもない状態のものを選びます。地面についてしまうと繊維が固くなり、縄にしたときに切れやすくなってしまうのだそうです。
また、夏の間に成長したしなやかなアダナスがとれるので、秋のこの時期(10月頃)が上質なアダナスを収穫するのによい時期なのだそうです。


収穫してきたアダナスの皮を、鎌をつかってすすーっとむいていきます。
小学生も幼稚園生も、生き生き教室のおばあたちに教えてもらいながら、アダナスをこしらえています。


繊維にそって薄くスライスして、天日でよく乾かします。
この際「雨水に濡らすと黒くなるし、繊維も弱くなる」というのがおばあたちの共通した意見でした。ここでしっかりと天日に干すのが、白くて丈夫な繊維をとるためのポイントになってくるようです。


かわかしたものを、爪でさらに細かく裂いていきます。これでアダナスの繊維ができました。


さて、ここからが「縄ない」です。おばあたちがするすると手をこすり合わせると、みるみる間に縄が出来上がっています。簡単そうに見えますが、実はとても難しいんです。

おばあの指導で縄ないの練習が続きます。


こちらでも縄ない中。


1時間ほどかけて、これだけの縄がなえるようになりました。大縄とびもできまました。


次回は、このアダナスとなった縄をつかって、フダミやアンディ(網袋)の編み方を習ってみたいと思います。









アダンについてのアマイ・ウムクトゥは、こちらのしおりにまとめてみましたので、あわせてご活用ください。(画像をクリックするとpdf版をご覧いただけます。)

2014年10月26日日曜日

10/24~26の日程で大阪府立長尾高校のみなさんが来島しました


10月最後の民泊受け入れは、大阪府立長尾高校のみなさんでした。実は、おととしの修学旅行も宮古島で、池間島で民泊してくださっている学校さんです。
今回は、池間島では116名、24軒の民家にわかれて宿泊しました。


2日目は、それぞれの家庭で漁業や農業の体験。まだまだ暖かく、水浜では泳いでいる高校生も大勢いました。


耕作放棄地を再生させた畑では、引き続き島らっきょうの植え付けを手伝っていただきました。農作業のあとは、アイスケーキで休憩。
丸一日、民家のみなさんと一緒にゆったりとした時間を過ごしてもらえたのではないかと思います。

2014年10月23日木曜日

池間の海のいきものカレンダー2015 特設ページができました















NPOいけま福祉支援センターのホームページに、2015年のイキマ島こよみ「池間の海のいきものカレンダー」の特設ページができました。
中身のご紹介のほか、カレンダー紙面上ではご紹介しきれなかった、漁師のみなさんのお話をフルバージョンで掲載しています。

http://npoikema.sakura.ne.jp/calender2015/index.html
ぜひこちらからご覧ください。

2014年10月22日水曜日

10/21~22の日程で、大阪府立清水谷高校のみなさんが来島しました


10/21~22の日程で、大阪府立清水谷高校のみなさんが民泊にやってきました。1泊2日という短い滞在でしたが、池間島では21軒の民家に分かれて宿泊し、それぞれに島の暮らしを体験しておりました。
こちらでは、朝早くからサトウキビの植え付けを行った後、今年の冬に収穫するキビを絞って味見をしているところ。


港では、まだまだミジュヌ釣りのシーズンが続いております。
天気はいまひとつでしたが、次から次へとミジュヌが釣れるのでとても楽しそうです。


離島式では、池間島に宿泊した120名の生徒のみなさん全員と一緒に「ミャークヅツのクイチャー」を踊りました。
あっという間の2日間でしたが、高校生たちの表情はとても明るく、また民家さんを訪ねて池間島に遊びにきてくれるのではないかと思わせてくれる学校さんでした。

2014年10月18日土曜日

10/17~18の日程で兵庫県立高砂南高校のみなさんが来島しました


10/17~18の1泊2日の日程で、兵庫県立高砂南高校のみなさんが民泊にやってきました。
天気がよかったので、今回は屋外で入島式を行いました。池間島には105名、21軒の民家さんが受け入れを行います。


入島式が終わると、さっそく港の周辺で「ミジュヌ釣り」をしている家庭が何軒もありました。


夕飯のおかずを捕りに、沖で魚釣りをしてきた家庭もありました。グルクンやサダミ(キツネウオ)、フツナヅ(イソフエフキ)、サバ科の大きな魚などなどを釣り上げ、大漁だったようです。
1泊2日と短い時間の滞在でしたが、池間島の暮らしを満喫していってもらえたのではないかと思います。

2014年10月16日木曜日

瀬底小学校の体験プログラムとして「イカビジュづくり」と「イカ釣り」に挑戦しました


与那城小学校の離島体験2日目のプログラムは、「イカビジュづくり」と「イカ釣り」です。
「イカビジュ」とはイカを釣るための疑似餌(ルアー)のことで、池間の漁師のみなさんはそれぞれ自分で工夫をした手作りのイカビジュを作って持っています。天候や潮の流れ、釣る場所によっても使うイカビジュを変えるそうで、色や大きさ、形も様々です。


今回は、木片をおおまかに削ってオモリをいれてもらったものをベースに、サンドペーパーで磨くところからスタートし、思い思いの色をつけて仕上げるという体験をしてもらいました。
イカの気持ちになって、おもわず食いつきたくなるようなイカビジュを目指します。


よく磨いたものにスプレーで色をつけているところ。
いろんな色のイカビジュができてきました。


乾いたら、目玉とティビガニ(針)をつけて調整します。


完成したら、海水に入れてオモリとバランスのテストをしてみます。
頭のほうがやや下になりながら、ゆっくりと沈んでいけば合格。沈まなかったり、ティビガニの方が下がってしまうようであれば、オモリを調整します。


個性的なイカビジュが出来上がりました。


さっそく竿につけて、イカビジュの投げ方を練習。


午後からは、水浜広場周辺でイカ釣り体験を行いました。


なんと!最初の何投目かで、さっそくイカが食いついてきました。惜しくもあと少し・・・というところで、墨をはいて逃げられてしまいましたが、子どもたちが作ったイカビジュはイカにもきちんと認めてもらえたようです。


瀬底島に戻っても、このイカビジュでイカ釣りの練習をしてくださいね。

今回は少人数の学校だったので、すべての体験プログラムを4軒の民家のみなさんと一緒に行うことができました。ここでご紹介したほかにも、船で沖に出て釣りをしたり、みんなで一緒に魚をさばいて夕飯を作ったり、夜の探検をしたりと、とても内容の濃い、充実した3日間となったのではないでしょうか。最終日には、それぞれの家族から「家族認定証」をもらい、池間島の子どもになって帰っていきました。

2014年10月15日水曜日

10/15~17の日程で本部町立瀬底小学校の5・6年生が離島体験にやってきています


今年度3校目の離島体験交流促進事業は、沖縄本島の本部町から橋でつながる離島の瀬底島から、16名の小学生の受け入れとなりました。
瀬底島は面積、人口ともに池間島とほとんど同規模の島で、瀬底小学校も全校児童数45名(池間小学校の全校児童は22名)なのだそうです。


今回は、池間小学校・幼稚園の子どもたちと、生き生き教室のみなさん全員で瀬底小学校の16名を迎え、池間と瀬底の交流会からスタートしました。
まずは、名刺交換タイム。


瀬底小の子どもたちは、瀬底島や、瀬底小学校、瀬底島がある本部町のことを紹介してくれました。


引き続き、池間島の紹介タイムです。
生き生き教室のおばあたちを先生に、池間島のアーグマーイとフキャギづくりを教えてもらいました。
池間島の子どもたちも一緒に習います。


フキャギづくりは、石臼でもち米を挽くところから体験してもらいました。瀬底島でも見たことはあるそうですが、実際に使うのは始めてとのこと。
池間の子どもたちは、何度も練習しているため石臼の使い方がとても上手になってきています。


臼で挽いたもち粉の水を切ってよくこねてから、まるめてゆでていきます。


ゆであがったら黒あずきをまぶして完成。子どもたちには、アズキよりも砂糖をつけたもちの方が人気だったようです。
今年4月のシマ学校でフキャギづくりに取り組んだときの反省を生かして、もち米とうるち米の配分を少し変更して再挑戦したため、固さも弾力もちょうどよく上手にできました。


最後に、池間小学校と瀬底小学校の校歌遊戯(校歌ダンス)の披露をして、全員と握手をして交流会は無事終了しました。これまで、離島体験で池間島を訪れる学校との交流会を何度かおこなってきましたが、今回はとくに、子どもたち同士が打ち解けて楽しそうに交流ができていたのではないかなと思います。
この後は、4軒の民家にわかれて民泊。明日はイカビジュづくりとイカ釣り体験です。

2014年10月12日日曜日

琉球新報「落ち穂」の連載8回目が掲載されました


琉球新報の文化面エッセイ「落ち穂」というコーナーに、NPOスタッフの三輪が記事を書かせていただいています。

第8回目は2014年10月11日発行。お手元に紙面のない方は、ぜひこちらからお読みください。 (画像をクリックすると拡大します)

2014年10月9日木曜日

すまだてぃだより20号を掲載しました


すまだてぃだより20号ができましたので掲載いたします。

○今月の特集記事
ミャークヅツ今年も盛況
第3回池間島大演芸会開催
池間中学生だより
離島体験・民泊
イーヌブー再生にむけて

こちらからpdf版をご覧いただけます。

2014年10月8日水曜日

10/7~9の日程で大阪府立大手前高校のみなさんが来島し民泊しました


10月7日から2泊3日の日程で大阪府立大手前高校の生徒さんが池間島を訪れました。
今回も、池間、狩俣、西原地区に分かれての民泊ですが、池間地区では166名、31軒の民家さんが受け入れを行います。


2日目の家業体験では、耕作放棄地を再生した畑にて島らっきょうの植え付けを手伝ってもらいました。
島らっきょうの栽培を開始してから3年目に入るので、作付面積を増やさなくてはならないほど、どんどん種が増えてきています。


他の畑でも、何軒か一緒に島らっきょうの植え付け体験をしていました。
いまはちょうど、島らっきょうやにんにく、大根などの植え付け時期なので、畑をやっている民家さんは大助かりです。


港では、今が旬のミジュヌ(イワシの小さいもの)釣りを体験している生徒さんが大勢いました。
港の中の方までミジュヌの群れが入ってくるのは3年ぶり、とのことで、9月頃から港ではミジュヌ釣りに興じている島人をたくさん見かけます。

秋の風物詩ともいわれるミジュヌとりですが、今年は特にたくさんミジュヌが群れをなして入ってきているようです。


台風18号と19号の間で波が高く、天候も心配でしたが、大手前高校のみなさんには、池間の民家さんと一緒にいろいろな体験をしてもらうことができたようです。