2015年4月30日木曜日

畑の草とりが続きます


少しの間目を離すと、すぐこんなことになってしまいます。
この畑は、昨年12月頃からNPOが借り受けて手入れをしている畑で、様々な野草を植えたり、季節の野菜を育てながら子どもたちや来島者の体験用に活用しようと準備をしているところです。3月のはじめに黒あずき(ササゲの仲間)の種をまき、もう一か所の畑でウツマミにかまったりしているうちに、あっという間に草だらけになっておりました。


丸2日かかって草を抜き、木々の手入れをし、少しすっきりしました。
手前からハーブ類とにんじん、えんどう豆、サニーレタスとサラダ菜、奥半分が黒あずきです。


黒あずき(6月マメ)はというと、発芽直後に鳥に食べられた分(3分の2くらい)を除き、順調に成長しています。


畑の周りに生える木々の下草を刈って、枝を剪定してみると、なんと、マンゴーの木に実がついていました。この実は果たして食べられるようになるのでしょうか・・・!


バンツギー(くわ)の実も少しずつ色づいてきています。
こちらの畑で収穫した野草や木の実は、キッチンカー「きゅ~ぬふから車」で調理してもらって販売予定です。

2015年4月23日木曜日

2015年の元旦特集号にいけまシマ学校について大きく掲載されていました

いまさらですが、今年の元旦(1月1日)の新聞に、いけまシマ学校についての特集記事を大きく掲載していただいていました。
とてもていねいにまとめていただいているので、この場でもご紹介いたします。(画像をクリックすると大きな画面でご覧いただけます)




2015年4月22日水曜日

シマ学校「サニツを楽しむ」の様子が新聞でも紹介されました


20日に行ったシマ学校「サニツを楽しむ」の様子を新聞に取り上げていただきました。

一足早くサニツ/いけまシマ学校
2015年4月21日 宮古毎日新聞

潮干狩り楽しむ
2015年4月21日 宮古新報

2015年4月20日月曜日

第12回シマ学校「サニツを楽しむ」を開講しました


サニツ(旧暦3月3日)の1日前にあたる日、今年度初のシマ学校が開校しました。今回は、海が大好きな高齢者と、島の子どもたちが一緒にサニツの楽しみを共有しようと、一足早く潮干狩りに出かけました。


講師は、下地美代さん。大潮には、かならずと言っていいほど海へ行き、タコや魚をついたり、どっさりと貝を獲っていたというほどの海好きです。
サニツの日には、浜に下り、「ミナンガハナ」といって、打ち寄せてくる波を3回すくって手足や顔を洗い、体を清める風習があるということも教えてくださいました。


池間大橋の付け根から東側にいったところにある「ミスバイ」という浜で、さっそく獲物をさがします。
参加した幼稚園生たちも真剣に貝を探していました。


岩の隙間に埋まっているシャコガイは、「ンープラ」と呼ばれる道具を使って取り出します。


この浜は、潮が引いてもあまりリーフがないため、大きな貝やサザエなどはいませんでしたが、ティラジャ(マガキガイ)、ニグー(ヒメシャコガイ)、ヌサ(レイシガイのなかま)、イモガイのなかま、アワビ、を見つけることができました。(潮干狩りの収穫としてはかなり少ないほうだそうです)


天候がすぐれないなか、(各自の潮干狩りに出かけた方もおり)少人数でのシマ学校となりましたが、幼稚園生たちにとってははじめてのシマ学校を楽しんでもらえたようです。
今年度も、シマの知恵や技術を次の世代に受け渡しできるような場として継続できるよう、「シマ学校」の企画を練っていきたいと思います。

2015年4月17日金曜日

よみがえりの種プロジェクトが始動しています


学童・預かり保育の幼稚園生と小学生と一緒に、なにやら一生懸命探しているのは「木の種」です。
ヤラブ(テリハボク)やフクギ、モンパノキなどの在来樹種の種を拾い集め、苗木を育てて島内に植樹したり、作った苗木を販売したりする活動を事業化できないかと模索中のため、まずは子どもたちとの種あつめからスタートしてみました。


この日たくさん見つかったのは、ヤラブの種(実)でした。街路樹として植えられている木の下にたくさん実が落ちているところを発見し、みんなで拾い集めます。


あっという間に、カゴいっぱいの実が集まりました。青梅のような生の実がついたものもあれば、種だけになっているものまで、さまざまです。


拾ってきた実は、割って中の種(の中身)を取り出します。固い殻を足で踏んで割ると、中からマカダミアナッツのようなクリーム色の種がでてきます。
種を割る作業は思いのほか楽しかったようで、子どもたちも熱中して種とりに参加していました。


種の中身を取り出したら、苗づくり。苗ポットに一粒づつ蒔いて、発芽を待ちます。
今後も、定期的にこのような種さがし~苗づくりの作業を行い、作った苗ポットは、高齢者宅の庭先においてもらって育苗をお仕事としてお願いする、ということも計画しています。

2015年4月15日水曜日

預かり保育がはじまりました


今年の4月より、池間島ではNPOが宮古島市から委託を受けて、幼稚園児の午後の「預かり保育」を実施しています。池間幼稚園に通う3名に加え、宮古島北部の宮島幼稚園から1名、狩俣幼稚園から5名、計9名の園児を預かり、池間島で一緒に過ごしています。
この日は、幼稚園生たちと池間島探検をしているところ。池間消防署の松川さんと、狩俣駐在所の比嘉さんに出会いました。お二人とも、学童・預かり保育に通う子どもたちの父兄でもあります。


去年の5月に行ったシマ学校「野のごちそう」以降、すっかりおなじみとなった野草さがしですが、今年の幼稚園生たちにとっては初めての体験です。この日は「海のほうれんそう」、池間では「マユガマフサ」とも呼ばれる野草(和名:ツルナ)を探してたくさん収穫してきました。


初めのうちは、あれこれ摘んでいた子どもたちも、だんだんと「海のほうれんそう」を見分けるのが上手になってきました。
今年度からは、小学生の放課後をサポートする学童保育とあわせて、島の自然や暮らし、文化をたくさん体験できるような機会を増やしていきたいと考えています。

2015年4月14日火曜日

「木の下カフェ」準備中


キッチンカー「きゅ~ぬふから車」の準備を進めていることは以前お知らせしましたが、そこで買ったテンプラなどをゆっくり食べられるスペースづくりも同時に進行しています。その名も、「木の下カフェ」。
きゅ~ぬふから舎の前に生えている大きなモモタマナの木の木かげを利用して、夏でも涼しくゆんたく(おしゃべり)できる場所になる予定です。


このたび、あらたにテーブルとベンチ、ハンモックが設置され、一休みするのにぴったりの場所になってきました。
手作りのブランコは、学童保育の子どもたちにも人気の遊び場となっています。


さらに!きゅ~ぬふから舎の横にある大きな丸い玉の前に、手作りの東屋も建てています。この下では、島の畑で採れた野菜や、手作りのものなどを、きゅ~ぬふから舎のオジイやオバアたちが販売する予定・・・!
池間島に来たら、島のお年寄りたちと海を眺めながらのんびりとおしゃべりしていってほしい、、、きゅ~ぬふから舎のまわりがそんな場所になっていくよう、鋭意準備中です。

2015年4月8日水曜日

すまだてぃだより26号を掲載しました


すまだてぃだより26号ができましたので掲載いたします。

○今月の特集記事
入園・入学おめでとう!
学童保育と預かり保育
新入生歓迎大演芸会開催
シマ学校~アンディーを編む~
宮城県石巻市から漁船漂着
今月の行事

こちらからpdf版をご覧いただけます。

2015年4月2日木曜日

ウツマミ発芽しました


ここのところ晴天が続き、なかなか雨が降らない池間島ですが、本日、播種から14日目にしてウツマミの発芽を確認しました。
先月蒔いたのが一昨年に収穫した種だったということもあり、発芽率があまりよくありませんでした。念のため、この日は昨年収穫した種を蒔きなおしてみています。


その傍らでは、春休み中の子どもたちがニンニクの収穫をしていました。


池間島のニンニクは少し小ぶりです。小ぶりのほうが、ニンニク漬けにしたときにおいしいのだそうです。もちろん葉っぱも炒め物にして食べられます。


ニンニクの黒糖漬けは、旧3月3日のサニツにおにぎりと一緒に持って海に行くのだそうです。今月のシマ学校、潮干狩りが楽しみです。