2017年5月29日月曜日

第122回池間島ヒャーリクズ(海神祭)がおこなわれました

 5月29日(月)は旧暦の5月4日。池間島でヒャーリクズが開催されました。この日は朝から雨風が強く、荒れた天候からのスタートでしたが、大主神社の神様も味方をしてくれたのでしょうか。
 開会式を迎える頃には雨も止み、船を漕ぎだす頃には陽射しも出てくるなど、奇跡的な回復をみせました。
 池間小中学校の子どもたち全員によるスタンバイで幕をあけました。ウガンバーリーで豊漁・航海安全を祈願したのち、くり船競漕による熱戦が繰り広げられました。
 青年分団別、女性分団別、ムトゥウヤくり船競漕と続き、池間小中学校の子どもたちによる水中リレー、船上綱引き、えさまき、宝さがしと小さな子どもたちも楽しめるプログラムも目白押しでした。
 水中リレーでは、水浜の海上に水泳プールのコースが出現。この日のために、小中学生は水泳の特訓をしてきたとのことです。
 こちらはえさまき。カツオ漁のえさまきに見立てて、お菓子やバナナが船から投げられる、子どもたちお楽しみ企画です。
 小学生たちはサバニ綱引きで“漕ぎ力”を競いました。
 続く職域くり船競漕には、21チームのエントリーがありました。今年から、中学生も職域対抗競漕に参加すべく、毎週港内で船漕ぎの練習をしてきたのだそうです。くり船転覆競漕で午前の部が終了すると、今年は昭和35年生有志による豚の味噌煮の炊き出しや、刺身、豆ごはんなどが用意され、参加者に振舞われました。
 わたしたち、NPOいけま福祉支援センターのメンバーも職域別に参戦!
 職域別競漕、計測したタイムにより決勝戦に進んだのは、みゃーしゃー、池間学区体育協会、昭和39年生の3チーム。
 決勝戦を制したのは、池間学区体育協会のみなさんでした!
 午後からは、水浜広場にて相撲大会が行われました。小学校の部では、久貝海凰さん、中・高学年女子の部では奥平類さん、男子の部では与那覇康太さんが優勝。
 中学校男子の部では尾崎賢工さん、女子の部では奥平姫音さんが優勝しました。
 一般の部では、予選からハイレベルな取組みが繰り広げられました。ちなみに一般の部は、沖縄角力です。

池間小中学校教頭、浜川泰成先生も参加。強いです!
 一般の部は高校生以上は参加できます。参加者は10代から50代。選手の家族からも声援が飛びます。
準決勝では、昨年大会の優勝者吉浜卓也さんと佐渡山恒克さんの好勝負に、土俵をとりまく見物人たちの目も真剣になりました。
 決勝戦は浜川泰成教頭先生と佐渡山恒克さん。手に汗握る熱戦で会場も一層熱く盛り上がりました。
 「教頭先生がんばれー!」と子どもたちの声援が飛びます。さすが決勝戦、取り組みにはじりじりと時間がかかります。
 一般の部、熱戦を制し優勝したのは佐渡山恒克さんでした。

ヒャーリクズの結果は以下の通りです。

ヒャーリクズ結果▼青年分団別競漕:第1位 西分団・第2位 東分団・第3位 中分団▼女性分団別競漕:第1位 西分団・第2位 中分団・第3位 東分団▼ムトゥウヤくり船競漕:第1位 前里ムトゥ・第2位 アギマスムトゥ・第3位 マイヌヤームトゥ▼職域くり船競漕:第1位 池間学区体育協会・第2位 みゃーしゃー・第3位 昭和39年生。

【予選タイム】
1 みゃーしゃー  2'48"
2 池間学区体育協会  2'52"
3 昭和39年生  2'53"
4 昭和35年生  2'54"
5 宮城組 2'58"
6 勝連・仲間兄弟 2'59"
7 与儀工業 3'02"
8 きゅーぬふから舎B 3'12"
9 (株)道進 3'19"
10 PTA Bチーム 3'29"
11 池間中生徒 3'31"
11 PTA Aチーム 3'31"
12 でいご 3'34"
13 池間小中学校職員 3'35"
14 中山・美ら美ら・Tan 3'42"
15 きゅーぬふから舎A 3'44"
16 勝連荘お客様 3'47"
17 宮古土木事務所A 3'48"
18 高校生 3'50"
19 スナックK 4'07"
20 宮古土木事務所B 4'59"

2017年5月27日土曜日

シマ学校「うながやーやーのみそづくり」

 5月27日(土)14時より、シマ学校「うながやーやーのみそづくり」を開講しました。
まず最初に、仲原ソヘ子さんにみそをつくるときに大事な池間言葉のおまじないを習いました。
タウテー ウフユバイ ンスゥーシミー カギユーインカイユー ンスゥーカナーシミー フィーサマティー
むずかしい!
 生き生き教室のおばぁたち、学童の子どもたち、それから伝統的な島のみそづくりに興味のある人たちが集まり、参加者は全員で70名ほどになりました。にぎやかです。
今回のシマ学校のレジュメです。 池間島のカウズ(麹)づくりとンスゥ(味噌)づくりについて、写真入りで解説しています。
 前日に水につけておいて、当日朝から薪の火で炊いている大豆です。この日は4~5時間ほど煮ました。
おばぁたちによると、指で押してみて、豆がツルッと飛ばず、ふにゃっと潰れるぐらいが、味噌作りにちょうどいい固さとのことです。
 こちらは先日山城美枝さん家で仕込んでいた麦麹です。「あおあおとしていて、いい感じ」と美枝さん。青くてフワフワの麹がたっています。
 茹でた大豆をムシロに広げ、温度を冷ましてから、麹を振りかけていきます。
 大豆と麹をよく混ぜ合わせます。
 混ぜ合わせたものを臼に入れて、いよいよ杵で搗きます。このとき塩も入れます。
 子どもたちは交替しながら搗きました。
 参加者みんなで力を合わせて、大豆15キログラムを搗きます!

搗いて滑らかになってきたら、冷ました大豆のゆで汁と泡盛を混ぜたものを入れてまた搗いてなじませます。ほどよい固さになったら甕に詰めます。
 杵搗きを応援する歌や踊りも重要です。伊良波スミ子さんがザク(櫂)を持って踊り、応援します。ちなみに明後日はヒャーリクズ(ハーリー、海神祭)です。

 子どもから大人まで、たくさんの人がみそを搗きました。おいしいみそになりそうです!

 甕に塩を擦りこんで、搗いたみそを詰めます。詰め終わったら表面にまた塩を振ります。蓋をして、半年ほど置き、熟成を待ちます。開封が楽しみですね。

 この日は、みそつきユーイということで、野草ジューシーと豚のみそ炊き、モズクてんぷら、アーサとゆし豆腐のおつゆを用意しました。集まって作業した人をお互いにねぎらって、みんなで食べました。豚のみそ炊きのみそは去年つくったみそをつかっています。
 今日仕込んだみそが食べられるようになる秋ごろ、みそ甕を開封するときに、また集まって、新みそ祝いの豚汁を食べましょうね~

2017年5月19日金曜日

マツの芽が出た!

 5月19日、約1000植えたマツの種から、最初の1粒が発芽しているのをみつけました!
 もともとこの種を採取したのは4月28日。
 狩俣中学校の校庭にある立派なマツ並木のマツの木からマツボックリを拾いました。
 マツボックリの中にある種がまだ飛んでいっていないものを狙って拾っています。マツボックリは湿っていると閉じていますが、乾くと開いて種が出てきます。
 これが、マツボックリの中にある種。遠くに飛ぶように羽がついていますね。成長すると巨木になるマツですが、最初の種はこんなに小さな一粒です。
 ちなみに、マツボックリを採取した日は大潮で、大神島まで歩いていけそうなぐらい潮が引いていました!

小さなマツの芽。今後成長を見守っていきたいです。

2017年5月17日水曜日

シマ学校「うながやーやーのみそづくり」開催のおしらせ

5月のシマ学校は「うながやーやーのみそづくり」と題して、島に伝わるみそづくりを学びます。

5月27日(土)14時~17時ごろ
離島振興総合センター(池間島)にて

シマ学校の講師は、島のムヌスゥ(物知り)おばぁたちです。みそづくりに興味のある方、ぜひご参加ください!

2017年5月16日火曜日

カウズ(麦麹)をたてました

梅雨入りしてしまった今日この頃、ほぼ毎日雨が続く池間島ですが、昨日の5月15日(月)午前中、晴れ間を確認、今しかない!ということで、カウズ(麦麹)の仕込みをおこないました。

カウズづくりを指導してもらうのは、山城美枝さんです。美枝さんは毎年自分で味噌づくりをおこなっています。美枝さんの味噌はおいしいと評判がよく、また最近は自家製の味噌をつくる家もほとんどないため、美枝さんに味噌を分けてとお願いする島の人も多いそうです。

まずは、麦を臼に入れて搗きます。
 今回仕込むのは麦2㎏です。水を少し入れ、杵で搗いていると、薄皮が取れてきます。10~20分ほど搗き続けます。
 ほぼ薄皮が取れてきたら、麦をザルに移し、薄皮を飛ばします。美枝さんがやると簡単そうですが、麦をこぼさず薄皮だけ風に乗せて飛ばすのはなかなか難しい技術です。
 薄皮が取った麦を水とともに鍋に入れて炊きます。薪の強火で1時間余り炊きました。
 ごはんを炊くように、水がなくなって麦がふっくらしてきたらよいです。炊けた麦を食べると、プチッ、ムチッとしています。
 炊けた熱々の麦を手早くムシロに広げ、陽射しにあてて乾かします。早く乾かすために、熱々のうちに広げるようにと美枝さんが指導します。麹づくりの成功はこの乾かす作業にかかっています!少しでも雨に濡らしたり乾きが足りなかったりすると麦が腐ってしまうといいます。
 麦を乾かす間、美枝さんの家でお昼ごはんをいただきました。味噌汁の味噌はもちろん美枝さんがつくった味噌、野菜も美枝さんが畑で育てて朝採ってきたもの。マミスイマイ(豆ごはん)の黒あずきも美枝さんが育てた豆です。とてもおいしくいただきました。
 さて、ごはんの後、何度か乾かしている麦をひっくり返す作業をして数時間後、ほぼ麦表面の水分はなくなってきました。手で麦をギュッとつかんで握って、手を広げて、麦が手に残らずパラパラと落ちるくらいであれば「上等!」と美枝さん。ここで、海水とススキの葉を準備します。
 汲んできたきれいな海水に、乾かした麦を一度ザブッと漬けて引き揚げます。水をよく切ってから、美枝さんは麹箪笥にレインコートを敷きその上に麦をのせ、さらに麦の上にススキを敷き詰めます。レインコートを折りたたんで蓋をし、1~2枚の布を乗せ置きます。これで5日~1週間ほどねかせておいて麹ができる予定です。

できた麹は、来週、5月27日(土)14時からの「シマ学校」で使います。「うながや~や~のみそづくり(それぞれの家の(自家製)みそづくり)」を行います。お楽しみに!

2017年5月8日月曜日

すまだてぃだより50号を掲載しました



すまだてぃだより50号ができましたので掲載いたします。

○シマ学校~麦の脱穀とムズクづくり~
○トライアスロン応援
○池間小中学校の先生とピザ焼き
○新自治会長誕生
○生き生き教室通信
○今月の予定

こちらからPDF版をご覧になれます。