2018年11月27日火曜日

すまだてぃだより68号を掲載しました


すまだてぃだより68号ができましたので掲載いたします。

〇10/29~31 ミャークヅツ開催
〇池間島大演芸会開催
〇老人クラブ運動会 準優勝
〇池間民族の集い
〇シマ学校~とうふづくり
〇漁民運動会@佐良浜
〇これからの行事

こちらからPDF版をご覧になれます

2018年11月13日火曜日

シマ学校~昔ながらのとうふを作ろう~を開校しました


池間小学校の総合的な学習の時間とタイアップして行っているいけまシマ学校。しばらく時間が空いてしまいましたが、今回は「昔ながらのとうふづくり」に取り組みました。

一晩水につけておいた大豆を、石臼で挽きます。4年生の子どもたちは、幼稚園生のころからシマ学校に参加して何度も石臼をまわしてきているので、慣れたものです。
すり潰した大豆の汁を、さらしの袋に入れて搾ります。豆乳とおからに分けるこの作業が、力がいる以外と大変な作業でした。

時間の都合もあって、石臼で挽ききれない分の豆はミキサーをつかってすり潰しました。ミキサーチーム、早いです。

豆乳の搾り方が甘い(おからにまだ豆腐のぬくもりが残っている、とおっしゃっていました!)ということで、おからにもう一度水を加えて搾りなおしの指令が出ました。こちらはなんと、来年100歳を迎える寛雄オジイと、勝連昭子オカアのツーショット。見るに見かねて手伝ってくださっています。

おからは、いりこやニラ、にんじんを加えて炒め物になりました。

こちらは、沸かした豆乳に海水を入れて、ふわふわのゆしどうふが固まるのを待っているところ。今回の海水は、トゥマイで汲んできていただいたので、トゥマイ仕込みの豆腐になります。
しかしオバアたちには、豆腐よりも、沸かした豆乳に砂糖を加えた「アマユー」が人気でした。

こちらは、ゆしどうふを木枠に入れて、しめどうふを作っているところです。しっかりと豆の味が感じられる、おいしい豆腐が出来上がりました。

そしてこの日は、5月のシマ学校で仕込んだ味噌甕をあけて、味噌開きも同時に行いました。きれいに色づいて、香りもとても良い味噌ができました!

この味噌で豚汁をつくり、出来立てのゆしどうふとしめどうふ、おからの炒め物、おにぎりをみんなでいただきました。
とても美味しい豆腐ができたので、豆腐屋をやるぞ!という声も上がっていました。いま、畑ではウツマミの枝豆が順調に育っています。いつかは池間島で育てたウツマミでも豆腐を作ってみたいものです。

2018年11月11日日曜日

第32回池間民族の集いが開催されました


池間・佐良浜・西原の3地区で持ち回りで毎年開催される「池間民族の集い」。今年は佐良浜地区での開催でした。
「誇り高き海洋池間民族」を自認する民族な方々が、毎年こうして集結して交流を深める、というのは他ではあまりないユニークな行事です。

午前中から、ゴルフ、囲碁、グラウンドゴルフ、ゲートボールの4種目ごとに競技が行われ、各地区からエントリーした選手のみなさんが熱戦を繰り広げました。そのあと、午後からは、佐良浜多目的ホールへ移動して懇親会が行われました。

NPOからは、バガンマリズマヌコヨミを持って参加。会場で販売させていただきました。

2018年11月8日木曜日

池間島の特産品づくりに向けた取り組みを開始します 


池間島で新たに取り組む企画の資金調達や周知のご協力のお願いです。

このほど、クラウドファンディングサイトREADYFORにて、池間島の特産品となる「タマヌオイル」を商品化する費用を集めるためのファンディングを開始しました。

《詳細はこちら》https://readyfor.jp/projects/tamanuoil-yarabutree











NPOスタッフの三輪は、池間島でシマおこし部の仕事に携わって7年になりますが、今年の春から「ヤラブの木」という個人事業をスタートさせて、テリハボクの木の実から「タマヌオイル」をつくる試みをはじめました。島の自然を積極的に守りつつ、誰もが関わりを持てる仕事・新しい産業を島で作りたいという想いでチャレンジしています。

タマヌオイルは、池間の漁師たちともゆかりの深い、南太平洋の島々で昔から万能オイルとして使用され、近年では欧米のコスメ業界から「奇跡のオイル」と注目を集めているそうです。

これまで、ヤラブ(テリハボク)の種集めや殻割り、島の共有地へのヤラブの植樹など、たくさんの島の方々に協力していただいてプロジェクトを進めてきました。残すは、搾油・検査・試作・製造という商品化に向けた部分ですが、この工程にかかる費用をクラウドファンディングで募りたいと考えています。

12月14日までに140万円を集めることが目標です。
このクラウドファンディングは、「購入型」といって、単なる寄付ではなく、相当のリターンをお返しする仕様となっています。

ご支援してくださった方への、お礼(リターン)は、完成したオイルのほか、池間島のカレンダー、来島時に体験していただけるツアーやマッサージなどをご用意しております。

どうか、こちらの池間島クラウドファンディングのページを、ご自身のSNSやメールなどで拡散にご協力をお願いできないでしょうか。

【池間島クラウドファンディング】
URL:https://readyfor.jp/projects/tamanuoil-yarabutree
タイトル:「池間島の美しい自然と暮らしを守る、タマヌオイルを商品化したい」
期間:10月15日(月)〜12月14日(金)(60日間)
目標金額:140万円
運営会社:READYFOR(日本最大のクラウドファンディング企業)

たくさんの方の応援とともに、新たなチャレンジを実現させたいと思っております。
長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

2018年11月1日木曜日

バガンマリズマヌコヨミ2019 一般販売を開始しました


11月1日より、2019年版の池間島カレンダー「バガンマリズマヌコヨミ2019」の販売を開始しました。
webショップでは、こちらからご購入いただけます。

カレンダーに使われている写真は、池間島が県下有数の鰹の水揚高を誇り、南方漁の再開、宝石サンゴのブームもあり、島が輝き、賑わっていた昭和30年代から、池間漁港の完成、待望の池間大橋架橋と昭和から平成へ変わる時代です。
写真を撮ったのは、島で親子ラジオをはじめた譜久村健さん、理髪店を経営していた山里勝助さん、昭和60年代から池間島で調査をされていた法政大学沖縄文化研究所国内研究員の加藤久子先生です。昔懐かしいンマリズマの風景をここに収録しました。カレンダーとしてご利用の後も、歴史的な記録写真集としてお手元に置いていただけると幸いです。

カレンダーとしては、池間島の行事・ニガイ(神事)、池間島の潮汐情報(池間島のオンタイム)、月齢、旧暦、干支・六曜の記載が特徴となっています。また巻末に池間島MAPを掲載しています。

■サイズ・・・A4(21cm×29.7cm)/見開き時A3(42cm×29.7cm)
■重量・・・140g
■ページ数・・・28ページ

※このカレンダーの売り上げは、「すでぃがふぅ奨学金」として、大学等へ進学する島の子どもたちへ贈る基金として活用させていただきます。

※宮古島島内では、次の場所でお買い求めいただけます。

・ブックス教販宮古南店
・TSUTAYA沖縄宮古南店
・385じま△ストア(宮古島公設市場内)
・きびの花(宮古島公設市場内)
・アイランドエッセンス