2018年11月13日火曜日

シマ学校~昔ながらのとうふを作ろう~を開校しました


池間小学校の総合的な学習の時間とタイアップして行っているいけまシマ学校。しばらく時間が空いてしまいましたが、今回は「昔ながらのとうふづくり」に取り組みました。

一晩水につけておいた大豆を、石臼で挽きます。4年生の子どもたちは、幼稚園生のころからシマ学校に参加して何度も石臼をまわしてきているので、慣れたものです。
すり潰した大豆の汁を、さらしの袋に入れて搾ります。豆乳とおからに分けるこの作業が、力がいる以外と大変な作業でした。

時間の都合もあって、石臼で挽ききれない分の豆はミキサーをつかってすり潰しました。ミキサーチーム、早いです。

豆乳の搾り方が甘い(おからにまだ豆腐のぬくもりが残っている、とおっしゃっていました!)ということで、おからにもう一度水を加えて搾りなおしの指令が出ました。こちらはなんと、来年100歳を迎える寛雄オジイと、勝連昭子オカアのツーショット。見るに見かねて手伝ってくださっています。

おからは、いりこやニラ、にんじんを加えて炒め物になりました。

こちらは、沸かした豆乳に海水を入れて、ふわふわのゆしどうふが固まるのを待っているところ。今回の海水は、トゥマイで汲んできていただいたので、トゥマイ仕込みの豆腐になります。
しかしオバアたちには、豆腐よりも、沸かした豆乳に砂糖を加えた「アマユー」が人気でした。

こちらは、ゆしどうふを木枠に入れて、しめどうふを作っているところです。しっかりと豆の味が感じられる、おいしい豆腐が出来上がりました。

そしてこの日は、5月のシマ学校で仕込んだ味噌甕をあけて、味噌開きも同時に行いました。きれいに色づいて、香りもとても良い味噌ができました!

この味噌で豚汁をつくり、出来立てのゆしどうふとしめどうふ、おからの炒め物、おにぎりをみんなでいただきました。
とても美味しい豆腐ができたので、豆腐屋をやるぞ!という声も上がっていました。いま、畑ではウツマミの枝豆が順調に育っています。いつかは池間島で育てたウツマミでも豆腐を作ってみたいものです。

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