2018年7月23日月曜日

「池間島どぅ~ぬすま憲章」看板を設置しました 


昨日、「池間島どぅ~ぬすま憲章」の制定を記念した植樹イベントが行われましたが、引き続き今日は憲章の看板を島内5個所に設置しました。
こちらは池間公民館前です。


集落内のスクニャーヒダの護岸にも設置。


こちらがスクニャーヒダです。


カツオ公園前のフェンスにも設置しました。池間漁港を目指す際には必ず通りかかるので、ひときわ目を引きます。みなさんの笑顔が素敵ですね。


こちらはフナクス駐車場の脇です。来島者にもアピールするため、観光客の方々が多く訪れるビーチにも設置しました。


風当りの強い場所なので、強度を保つための設置作業に難航しましたが無事完了。最後の一カ所は池間大橋の橋詰め広場にある公共掲示板に、一回り小さなシールを貼っています。
「池間島どぅ~ぬすま憲章」の全文はこちらからご覧いただけます。

2018年7月22日日曜日

池間島どぅ~ぬすま憲章制定記念植樹イベント「ヤラブの森をつくろう」を開催しました


池間島では、去る6月3日の自治会総会にて、「池間島どぅ~ぬすま憲章」が制定されました。これは、自らの島の自然と文化を自らの手で守っていこうとする島民の意思表示であり、共通の願いを形にしたものです。


今回は、この自治憲章制定を記念して、島の北岸に植樹を行うイベント「ヤラブの森をつくろう」が開催されました。
ススキ原となってしまったカギンミ近くの自治会の土地に植樹を行い、もう一度、自らの手で防風林を整備していくものです。


イベント当日は、35名の島民が集まり、100本のヤラブ(テリハボク)と約50本のアカバナ(ブッソウゲ)の苗木を植えつけました。

朝、9時30分から開始する予定でしたが、開始時刻前から集まってきた人がどんどん植え始めていき、イベント開始時刻にはほとんどの苗木が植え終わってしまいました。


この土地の植樹準備のため、自ら重機を操って整地作業を買って出てくれた自治会長の仲間正明さんが開会のあいさつ。「島民みんなで木を植えて、立派なヤラブの森をつくりましょう」と呼びかけました。


今回植樹したヤラブは、2015年から種を拾い集めて育ててきたもので、4年物の苗木です。路地に植えると成長が早く、5~6年すると花を咲かせ実をつけるようになるとのことです。


あっという間の作業でしたが、終了後にはお茶とパンで休憩。休日にもかかわらず、集落から離れたカギンミ付近まできて苗木を植えてくださったみなさま、整地や準備に協力してくださった皆様、ありがとうございました。


「ヤラブの森」の看板の前で記念撮影。5年後、10年後に立派な森になり、ここからヤラブの実を収穫できるようになる日を楽しみに成長を見守っていきたいと思います。
この後、午後からはまとまった雨が降り、苗木にとって恵みの雨となりました。

2018年7月16日月曜日

すまだてぃだより64号を掲載しました


すまだてぃだより64号ができましたので掲載いたします。

○池間小中学校 海の体験学習
〇台風8号通過
〇シマ学校~うながやーやーのみそづくり~
〇ヤラブの森をつくろう
〇今月の行事

こちらからPDF版をご覧になれます

2018年7月14日土曜日

「池間どぅ~ぬすま憲章」制定記念植樹イベント開催のお知らせ


期日 2018年7月22日(日) 9:30~11:00
場所 カギンミ周辺
持ち物 手グワと軍手

池間の先人は、灯台周辺のアダンニーを中心に熱心な植樹を行い、北風から島を守るための防風林(海垣)を築いてきました。近年では耕作地として開墾したり、それが放棄されたり、あるいは無計画に伐開されたりして、防風林の機能が弱くなってきています。この防風林(海垣)は、マクガンやアラガンたちの生息地でもあり、カギンミに木陰を作って魚付き林の役目を果たしてきたとも言われています。
今回、ススキ原となってしまったカギンミ近くの自治会の土地(シマの共有地)に植樹を行い、もう一度、自らの手で防風林を整備していきたいと思います。樹種は、モンパやアダンと並んで海岸林として最も強く、将来の特産品としての活用が期待されるヤラブを、道路沿いにはアカバナ(ブッソウゲ)を選定しました。植えて終わりではなく、島民が継続的に活用できるようなヤラブの森を創っていきたいと思います。

参加についてのお問い合わせは0980-75-2870まで。ぜひご参加ください。

2018年7月2日月曜日

ヤラブの森づくりに向けて整地をしています


島の周囲の自治会有地に、種から育てたヤラブ(テリハボク)の苗木を植え付けて、防風林を豊かにする取り組みを始めます。
第一弾として、島の北側にあるカギンミ付近の雑種地(約1,600㎡)の整備に取り掛かっています。


一面、ススキとギンネムが生い茂った土地でしたが、まずはこれらを取り除いて樹木を植えられるように整地するところからスタートです。


小高くなっているので、このあたりからは島を一望することができます。海をはさんで、大神島や狩俣地区も見えます。


昔、ユークイのときにユークインマのオバアたちが通っていたという古い道もあるそうです(アカバナの垣根の向こう側)。昔の道には、両脇に立派なアカバナの垣根が植えられていて、それが今でも残っているようです。


だいぶきれになってきました。この場所では、7月22日(日)に島民みんなでヤラブの苗木を植樹するイベント行う計画をしています。島を護り、島の未来をつくるヤラブの森づくりの取り組みに、ぜひご注目ください。