「遊んでいる畑があるので使ってほしい」という島の方からの相談をうけて、NPOが手入れをしながら活用していく畑がまたひとつ増えました。
こちらは開墾前の畑の様子。
トラクターと耕運機と刈払機で、ここまできれいな畑になりました。実はこの畑、集落の中にあり、両脇・向かいは民家という立地。しかし、道路の側には立派なアカバナの垣根があったり、琉球石灰岩の天然の石垣で囲われ、その上にクロキやガジュマル、バンチキロー(グアバ)などの大きな木が茂っていたりと、とても美しい趣のある畑です。
畑を開墾したろことで、早速「麦」を蒔いてみました。
この麦は、来間島で昔から栽培されていた種を復活させようと、近年栽培を始められたという方の畑から分けていただいたものです。
ひとあた間隔に約10粒ずつ播種してみました。
早速、イソヒヨドリやジョウビタキ、シロハラクイナなどがやってきては虫を探しています。播種したばかりの麦を食べられてしまわないよう、鳥よけのヒモも張りました。
この畑では、麦のほか、長命草やヤチューサ、ウイキョウ、ニガナなどの野草や、クース、在来の香味野菜などを育てていこうと計画しています。集落からも近いので、体験農場としてたくさんの人に参加していただけるよう準備を進めていきたいと思います。
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