今から約50年前の池間島。
カツオ船、男たち、女たち、子どもたち、家並み、祭祀や暮らしぶり…。
昨年、ミャークヅツにあわせて100点あまりの写真をお披露目し、大好評だった「池間島写真館」が再び始まります。
本日は、池間島離島振興総合センターで、写真館オープンに向けて準備作業を行いました。
これらの写真の多くは1961年代に池間島でフィールドワークを行った民俗学者の野口武徳氏によって撮りためられたもの。戦後アメリカの占領下にあった沖縄の離島で、人々がどのように暮らしていたかが刻銘に描かれた、歴史的、文化人類学的に見ても貴重な写真たちです。
島の人々によって撮影されたものも合わせ、集まった2000点のネガから1000点を修復し、500点はDVDにもしています。数多くの写真から厳選し、今回は約200点を展示します。
今後の構想は、写真館の案内と解説を島の高齢者の仕事にしていくことです。
喫茶室も開設予定ですので、池間島にお越しの際は、写真がつながく過去、現在、未来を体験しにいらしてください。
「池間島写真館」
会場:池間島離島振興総合センター
時間9時~18時
お問い合わせ:NPO法人いけま福祉支援センター(0980-75-2870)
0 件のコメント:
コメントを投稿