2015年11月11日水曜日

イーヌブーのガマの葉を収穫しています


イーヌブー(池間湿原)で繁茂しているヒメガマ。
イーヌブーはもともとは海とつながる入江でしたが、1963年から1982年にかけて行われた漁港整備で海と遮断され、現在では淡水の湿地となっています。淡水湿地になってからは、これらの植物が茂っては堆積し、年々陸地化も進んできています。


そこで!イーヌブーの水面を確保するために除去するヒメガマの活用を模索しているのですが、収穫したヒメガマの葉や茎で民具づくりができないものかと実験中です。


日本では、茶室の天井に蒲葉を編んだすだれを張る「蒲天井」なるものもあるということですので、なかなか使い甲斐がある素材のようにも思います。
収穫して乾燥させた葉をつかって、早速12月には蒲葉のむしろを編む講習会を計画しています。

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