2018年4月25日水曜日
4/22〜25の日程で横浜サイエンスフロンティア中学校の皆さんが民泊しました
今年度最初の民泊は、神奈川県横浜市から来られたサイエンスフロンティア中学校の2年生80名でした。横浜サイエンスフロンティア中学校とは、昨年新設された横浜市立中学校で、第1期生の生徒さんたちが研修旅行として来島してくださいました。
どの生徒さんもじぶんの研究テーマを設定していて、3泊4日の宮古島滞在中にフィールドワークを行って、テーマを探求するという面白いプログラムが取り入れられていました。「空飛ぶスポンジ」になっていろんなことを吸収しよう、という生徒代表の挨拶がとても印象的でした。
子どもたちと3泊一緒に過ごした民家さんたちも、たくさんの刺激を受けたそうです。じつは、中学生の受け入れは今回が初めて。普段、修学旅行で来島する高校生や、離島体験でやってくる小学生の受け入れをしていますが、その中間の中学生というのは受け入れの経験がありませんでした。
じぶんの頭で考えて行動でき、民家さんへの配慮も忘れない、というしっかりとした大人っぽさもありながら、まだまだ元気いっぱいで素直な中学生。子どもたちとのやりとりも、楽しかった〜と大満足の民家さんが多かったです。
大人になってから、ぜひまた池間島へ民家さんを訪ねにきてくださいね。
2018年4月16日月曜日
アダンサミット報告書ができました
ながらくお待たせいたしました。編集側の不手際で大変遅くなってしまいましたが、このたび、アダンサミットの報告書が完成いたしました。
ページをめくる度に、アダンづくしの2日間がよみがえってきます。
記録を作成する段においても、多くのみなさまにご支援とご協力をいただきました。あらためて御礼申し上げます。
報告書をご希望の方がいらっしゃいましたら、郵送いたします。メールか、お電話にてご連絡いただければ幸いです。
すまだてぃだより61号を掲載しました
すまだてぃだより61号ができましたので掲載いたします。
〇入学おめでとう!
〇池間すでぃがふう奨学金創設
〇池間島の海開き
〇新入生歓迎演芸会
〇シマ学校~いけまふつを学ぼう
〇今月の予定
こちらからPDF版をご覧になれます
2018年4月12日木曜日
シマ学校〜いけまふつを話そう〜を開講しました
今年度第1回目のシマ学校は、池間小学校の総合的な学習の時間に合わせて開講しました。小学校3年生〜6年生の14名が参加し、池間のオバアたちが先生となって、今回は「いけまふつ(方言)を話そう」をテーマに行いました。
まずは、生き生き教室のオバアたちが作った池間方言かるたを一緒にとることからスタート。このかるたは、生き生き教室のオバアたちが、去年1年間かけて池間の言葉を集め、絵札を描いて手作りしたものです。読みふだは全ていけまふつ(方言)です。
子どもたちは瞬発力を発揮して、すばやく札を見つけてとっていました。しかし、「いきまずまあ ふぁいみゃーすずま(池間島は食べる物に困らない島だ)」「いんとぅ まゆぬ ふたあい(この二人は犬と猫の仲(仲が悪い))」など、同じ「い」でも何種類も札があったりして、言葉の意味がわからないとすぐにお手つきしてしまう、という難しさもあります。
その点、オバアたちは着実に言葉の意味する絵札をとっていました。
瞬発力と直感でかるたとりをした後は、自分の気に入った絵札を選んで、その読み札の言葉と意味をオバアたちから教えてもらって調べました。
意味不明だったかるたも、短いフレーズの言い回しとその意味がわかるようになると、絵札がぐっと身近に感じられるようになります。
最後に、一人ひとりいけまふつで自己紹介をしてから、自分が教えてもらった札の意味を発表しました。
オバアたちと一緒にかるたで遊びながら、いけまふつが自然と身についていったら、こんなに面白いことはありません。もっと練習をして、かるた大会をやりたいという声も聞こえてきました。
2018年4月7日土曜日
すでぃがふう奨学金の授与式がメディアに掲載されました
先日のすでぃがふう奨学金授与式について、メディアでも取り上げていただきました。
地域奨学金で夢応援 與那原さん、第1号 涙拭い「頑張る」
2018年4月7日 琉球新報
人口585人の離島から、進学を奨学金で応援 初の受給者「夢かなえ帰る」
2018年4月6日 沖縄タイムス
子は宝、夢を応援/いけま福祉支援セ
2018年3月31日 宮古毎日新聞
「池間すでぃがふう奨学金」與那原愛理さんに贈呈
2018年3月31日 宮古新報
地域奨学金で夢応援 與那原さん、第1号 涙拭い「頑張る」
2018年4月7日 琉球新報
人口585人の離島から、進学を奨学金で応援 初の受給者「夢かなえ帰る」
2018年4月6日 沖縄タイムス
子は宝、夢を応援/いけま福祉支援セ
2018年3月31日 宮古毎日新聞
「池間すでぃがふう奨学金」與那原愛理さんに贈呈
2018年3月31日 宮古新報
2018年4月5日木曜日
池間小中学校の先生方の歓迎ピザパーティーを行いました
昨年からの恒例となっている、池間小中学校の先生方を歓迎するピザパーティー。
4月から新しく赴任してきた先生方を迎えて、池間島と私たちNPOの取り組みのご紹介を兼ねた懇親会を開きたい、ということで、昨年から新学期開始前のこの時期に行っています。
今年は、校長先生も含めて7名の先生方が新しく赴任され、約半分の先生方が入れ替わりになりました。
まずは、池間の集落を一緒に歩いていただき、島の歴史や文化、暮らしなどをご紹介しました。
集落を歩きながら、野草も摘みます。高齢者の知恵や経験を島の子どもたちに受け渡していく「シマ学校」などの取り組みも紹介しました。今年度は、総合学習の授業時間にシマ学校を開校できれば・・・と計画をしています。
野草を摘んで帰ってきたら、さっそくピザ生地をこねます。「子どもたちが好きそう~」「家庭科か総合でやったら面白そう」などと話をしながら生地をこねて
摘んできた野草となまりぶし、チーズをトッピングします。
去年赴任されてきて、今年2回目のピザ焼きに挑戦する石垣先生。ピザ釜にスムーズにピザを滑り込ませるのがなかなかの難所なのですが、今年はうまくいったでしょうか。
釜に入れた後、3~5分程度であっという間にピザが焼きあがります。先生方には、焼き立てのあつあつを食べていただきました。
桑の実とバナナとチーズとはちみつでデザートピザも焼きました。
ベテランの前里先生はすっかりスタッフサイドで釜の係を務めていただきました。
お腹いっぱいピザを食べた後は、「池間教育コーディネーター」の委嘱状交付がありました。
これも、去年からスタートした取り組みで、地域の活動を学校教育の中に取り入れたり、学校と地域を繋いで先生方のサポートを行うという任務を任せていただけるようになりました。
今年度も、池間小中学校の先生方と一緒に、池間でしかできないような学習プログラムを考えたり、島の宝物を見つけられるような楽しい活動ができることを楽しみにしています。
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