2014年2月28日金曜日
3月4日に『よみがえりの種を播こう~ウツマミ(下大豆)の種まき~』を実施します。
池間島で戦前から栽培されていた「ウツマミ(下大豆)」の復活をめざし、耕作放棄地を再生した畑にて栽培を開始します。当日は、県立宮古総合実業高校の生徒のみなさんが来島し、池間島の高齢者からウツマミの栽培方法や脱穀、加工の仕方などを教わりながら、実際に種まきを行います。
日時:3月4日(火) 16:00~18:30
集合場所:池間島離島振興総合センター
※写真をクリックすると拡大できます。
池間島では、高齢者の経験や生活の知恵を記録にとどめ、そこから次世代へひき繋ぐべき島の宝物を再発見していく取り組みとして「アマイ・ウムクトゥ・プロジェクト」に取り組んでいます。
90代の高齢者のお話から、池間では多様な豆類が栽培されていたことが解ってきました。戦前はウツマミ(下大豆)と呼ばれる小さな豆が栽培され、味噌や豆腐はこれで作られていたそうです。
さらに、池間島では、修学旅行等で島を訪れる旅行生の力を借りつつ、島内で増加傾向にある耕作放棄地を再び畑としてよみがえらせて、在来作物の復活、地産地消の推進、島の特産品づくりを行う活動にも取り組んでいます。
このたび栽培を開始する「ウツマミ」が、高齢者の知恵や暮らしの技術、島の在来作物や原風景を復活させる“よみがえりの種”となるよう、島の高齢者と次世代の協働で進めていくプロジェクトにしたいと思います。
豆まきから始まり、収穫、脱穀、味噌つき、、、など年間を通じた取り組みになっていますので、ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
2014年2月24日月曜日
池間大橋開通22周年記念・グラウンドゴルフ大会を開催しました。
今月14日に池間大橋開通22周年を迎えた池間島では、島人が一同に会して体を動かしながら楽しむことで島を元気にしようと、「大橋開通22周年記念・グラウンドゴルフ大会」が開催されました。
主催はいけま島おこしの会。
島おこしの会は、池間島にかかわる団体等(池間自治会・池間漁業協同組合・池間学区老人クラブ・池間学区体育協会・池間小中学校PTA・在平良池間郷友会・池間漁業協同組合女性部・NPO法人いけま福祉支援センター)の情報共有と連携強化を通じて、池間島を元気にしていくことを目的として活動しています。
今回は、体育協会や在平良池間郷友会の若手のみなさんが全面的に協力してくださり、カツオ汁の炊き出しも含めたスポーツイベントを開催する運びとなりました。
体育協会のみなさんは朝からカツオ汁の下ごしらえを行っております。池間漁協前の浮き桟橋で、カツオを豪快に解体していました。
炊き出しも板についてきました。5枚鍋をマキで沸かし、カツオの骨やアラを煮出してだしをとります。
具はカツオの身とねぎだけで、他の野菜や豆腐は入れないのが「スキンマ(地区)」の作り方だそうです。最後に味噌で味を調えます。
グラウンドゴルフ愛好会のみなさんも集合しました。グループ分けを行い、開会式を行います。
グラウンドゴルフは島の高齢者に人気のスポーツで、毎週日曜日には、グラウンドゴルフ愛好会のみなさんがゲームを行っています。多少の体調不良でも、グラウンドゴルフであれば休まず参加するという人も少なくありません。島の高齢者の元気と活力の源になっているとのことで、みなさん気合が入っています。
子どもたちにとってはあまりなじみがありませんが、見よう見まねで高得点を狙います。
見事ホールインワンを決めた仲間ヤス子さん(老人クラブ会長)です。
今回は、ホールインワンの数だけ、ホールインワン賞も贈られました。
ゲームの後は、カツオ汁とおにぎりの炊き出しがふるまわれました。
炊き出しのかたわらではゲームの集計を行っています。
今回の優勝賞品は食器乾燥機、第2位にはトースター、第3位には台風セット(懐中電灯、ラジオ)が用意されました。
ホールインワン賞には定番のティッシュです。
最後に結果発表が行われ、優勝者には自治会長から賞品が贈呈されました。
池間大橋開通記念としていけま島おこしの会がイベントを企画したのは今回が初めてでしたが、今後も少しずつ、島を元気にするために必要なことはなにか、シマ全体で考え、行動する島おこし活動を展開していきたいと思います。
2014年2月23日日曜日
宮古毎日新聞 日曜版【まちからむらから】に池間島のとりくみが特集記事として掲載されました。
2月23日(日)の宮古毎日新聞 日曜版の【まちからむらから】に、池間島の取り組みが掲載されました。
池間小中学校がこれまで取り組んできたビーチクリーン活動と海洋ごみをめぐる問題について収録された映画「みんなの海だから」の上映会の話題を中心に、今月9日に行われた池間小中学校のユニムイ発表会や、「池間の海のいきものカレンダー」、今月14日~16日に来島した兵庫県立小野高校のみなさんとアカバナの植花を行ったことなどが大きく一面に掲載されています。
写真をクリックすると拡大できます。
2014年2月18日火曜日
副理事長・儀間利津子が県老人の意見発表大会で最優秀賞を受賞しました。
今年1月23日に豊見城市中央公民館で開催された「第34回県老人の意見発表大会 (主催・県老人クラブ連合会)」にて、いけま福祉支援センター副理事長の儀間利津子が「地域と共に」と題して池間島の取り組みを発表し、見事最優秀賞に輝きました。
故郷池間島に向けたあたたかいまなざしと、私たちの取り組みに対する熱い想いが伝わる内容となっております。多くの皆様にご紹介したいと思いますので、この場に発表原稿を掲載いたします。
新聞掲載記事はこちらからご覧ください
2014年1月24日 宮古新報
2014年1月24日 宮古毎日新聞
地域と共に 池間学区 儀間利津子
「さあ、今日も元気に行くぞ」毎朝そう自分に言い聞かせながら、私はハンドルをしっかり握りしめ勤務先の我が故郷池間島に車を走らせます。家から狩俣地区までの目に映る見慣れた風景、さして気にもせず。しかし、西平安名崎、西の浜、池間島へと道路が分岐した場所が近ずくと私はドキドキします。そこは池間大橋の架かる紺碧の海に抱かれた美しい池間島の姿が一望できるからです。あー癒される。この島に生まれて良かったと心からそう思うのです。昨年還暦を迎えた私が今でも故郷に仕事ができることを幸せに思います。
小規模多機能型居宅介護事業所きゅーぬふから舎が私の職場です。そこには島の大先輩でもあり子供の頃からお世話になった方達が利用者さんとなって日々過ごしています。彼らの笑顔、元気なあいさつ、毎日の「ありがとう」の感謝の言葉を掛けられることで本当にやって良かったと嬉しく思います。そして、この島に介護事業所を創ることを夢見、実現に向け、共に頑張ってきた仲間(あぐ)達の事を誇りに思います。
私が子供の頃島は豊な島でした。鰹操業で活気に満ち溢れ島も人も輝いていました。しかし、時は残酷です。時代の流れと共に鰹業は衰退していきました。そして学業に勤しむため、又漁業に見切りをつけ島外に職を求めて若者達が島を出て行きました。いつしか高齢化と過疎化の島となってしまいました。残された年老いた親たち。でも島で生まれ育ち暮らし続けてきた島民は皆親戚のようなもの。高齢者にとっても隣近所と支えあい助けあって変わらない日常を送ってきました。
しかし、加齢と共に病気になり不自由さから島外の病院や施設に入所する高齢者が増え始めました。ひとたび島から離れると、戻ってくるのは遺骨となってから。高齢者が島を離れるということは死を意味することなのです。島を離れていく友人を見送る者にとっても明日は我が身かもしれないと不安を抱えて生きていくのです。施設に入れるのは経済的に余裕のある方。島の高齢者の殆どが僅かな年金暮らし。余裕のない人は這ってでも身の周りはしなくてはならない。介護保険料は平等に納めているのに。介護サービスが平等に受けられない。このような現状を知った私たちは行動を起こしました。平成14年今から11年前の事です。
この島で生まれ育ち暮らし続けた高齢者が安心して穏やかな日々が送れるようにしてあげたい。仲間たち(あぐ)の奮闘のおかげで、きゅーぬふから舎は平成18年に開所しました。今25名が利用しています。利用者さん全員が島民です。ヘルパーさんも皆島民です。だから、大家族のように毎日が賑やかです。島らしく池間島にしかできないものをみんなの力をかりてみんなで創りたい。島人が毎日楽しく笑って暮らしてほしいという願いから(きゆーぬふから舎)」と名付けました。今日も楽しいね嬉しいねという意味です。そして島人の思いを理念にしました。
〈かなーだんぎーまい、やぐまりーまい、すまどうじゃうかい、かまぬゆーんかいや 、ーぬたたみぬはなから〉
働けなくなっても、病気になっても、島が一番いい、あの世への旅立ちは、住み慣れた我家の畳の上から
きゅーぬふから舎を利用出来た方は島の高齢者率45%以上からするとほんの一握りです。今、島では介護予防のための取り組みが島全体で行われています。元気な高齢者が集う「生き生き教室」や元気な高齢者を主体とした「民家宿泊体験」です。島外からの修学旅行生を受け入れ、それぞれの民家さんで農業、漁業体験をしてもらい食事の準備も家族と一緒に作って食す。そして家庭料理や生活のさまざまな知恵を教えてもらう。高齢者も無理せず、ありのままの暮らしを維持しながら地域社会における「役割」を獲得することができる。
民泊事業は23年度からスタートしましたが実際に目に見えて効果は出ています。民泊を受ける前の高齢者は、日々の生活の中で、このような事をポツンと漏らす。「自分は役立たずだ。何の生甲斐もない。早く迎えが来ないかね」と。しかし、孫、ひ孫のような子供達を受け入れるようになって表情が明るくなりました。経済的にもちょっと余裕ができました。なにより高齢者を元気づけたのはは子供たちが別れ際に目に涙を浮かべ、話したことでした。
「おじい、おばあ又来るからね。」「彼女ができたらおばあに見せにくるからね」「結婚して子供ができたら、おばあに会いにくるからね」と。何と嬉しい有難い言葉。この私は必要とされている。10年、いや15年は長生きしたいと思うようになる。素敵な事だと思いませんか。高齢者の心が暗から陽に変わっていったのです。このような高齢者を一人でも多く増やしていきたいと、若い元気な頼りになるスタッフと日々頑張っています。
泣くも人生、笑うも人生ならば楽しく笑って生きて行こう。高齢者の皆さん、あなたの役割は必ずあるはずです。
故郷池間島に向けたあたたかいまなざしと、私たちの取り組みに対する熱い想いが伝わる内容となっております。多くの皆様にご紹介したいと思いますので、この場に発表原稿を掲載いたします。
新聞掲載記事はこちらからご覧ください
2014年1月24日 宮古新報
2014年1月24日 宮古毎日新聞
地域と共に 池間学区 儀間利津子
「さあ、今日も元気に行くぞ」毎朝そう自分に言い聞かせながら、私はハンドルをしっかり握りしめ勤務先の我が故郷池間島に車を走らせます。家から狩俣地区までの目に映る見慣れた風景、さして気にもせず。しかし、西平安名崎、西の浜、池間島へと道路が分岐した場所が近ずくと私はドキドキします。そこは池間大橋の架かる紺碧の海に抱かれた美しい池間島の姿が一望できるからです。あー癒される。この島に生まれて良かったと心からそう思うのです。昨年還暦を迎えた私が今でも故郷に仕事ができることを幸せに思います。
小規模多機能型居宅介護事業所きゅーぬふから舎が私の職場です。そこには島の大先輩でもあり子供の頃からお世話になった方達が利用者さんとなって日々過ごしています。彼らの笑顔、元気なあいさつ、毎日の「ありがとう」の感謝の言葉を掛けられることで本当にやって良かったと嬉しく思います。そして、この島に介護事業所を創ることを夢見、実現に向け、共に頑張ってきた仲間(あぐ)達の事を誇りに思います。
私が子供の頃島は豊な島でした。鰹操業で活気に満ち溢れ島も人も輝いていました。しかし、時は残酷です。時代の流れと共に鰹業は衰退していきました。そして学業に勤しむため、又漁業に見切りをつけ島外に職を求めて若者達が島を出て行きました。いつしか高齢化と過疎化の島となってしまいました。残された年老いた親たち。でも島で生まれ育ち暮らし続けてきた島民は皆親戚のようなもの。高齢者にとっても隣近所と支えあい助けあって変わらない日常を送ってきました。
しかし、加齢と共に病気になり不自由さから島外の病院や施設に入所する高齢者が増え始めました。ひとたび島から離れると、戻ってくるのは遺骨となってから。高齢者が島を離れるということは死を意味することなのです。島を離れていく友人を見送る者にとっても明日は我が身かもしれないと不安を抱えて生きていくのです。施設に入れるのは経済的に余裕のある方。島の高齢者の殆どが僅かな年金暮らし。余裕のない人は這ってでも身の周りはしなくてはならない。介護保険料は平等に納めているのに。介護サービスが平等に受けられない。このような現状を知った私たちは行動を起こしました。平成14年今から11年前の事です。
この島で生まれ育ち暮らし続けた高齢者が安心して穏やかな日々が送れるようにしてあげたい。仲間たち(あぐ)の奮闘のおかげで、きゅーぬふから舎は平成18年に開所しました。今25名が利用しています。利用者さん全員が島民です。ヘルパーさんも皆島民です。だから、大家族のように毎日が賑やかです。島らしく池間島にしかできないものをみんなの力をかりてみんなで創りたい。島人が毎日楽しく笑って暮らしてほしいという願いから(きゆーぬふから舎)」と名付けました。今日も楽しいね嬉しいねという意味です。そして島人の思いを理念にしました。
〈かなーだんぎーまい、やぐまりーまい、すまどうじゃうかい、かまぬゆーんかいや 、ーぬたたみぬはなから〉
働けなくなっても、病気になっても、島が一番いい、あの世への旅立ちは、住み慣れた我家の畳の上から
きゅーぬふから舎を利用出来た方は島の高齢者率45%以上からするとほんの一握りです。今、島では介護予防のための取り組みが島全体で行われています。元気な高齢者が集う「生き生き教室」や元気な高齢者を主体とした「民家宿泊体験」です。島外からの修学旅行生を受け入れ、それぞれの民家さんで農業、漁業体験をしてもらい食事の準備も家族と一緒に作って食す。そして家庭料理や生活のさまざまな知恵を教えてもらう。高齢者も無理せず、ありのままの暮らしを維持しながら地域社会における「役割」を獲得することができる。
民泊事業は23年度からスタートしましたが実際に目に見えて効果は出ています。民泊を受ける前の高齢者は、日々の生活の中で、このような事をポツンと漏らす。「自分は役立たずだ。何の生甲斐もない。早く迎えが来ないかね」と。しかし、孫、ひ孫のような子供達を受け入れるようになって表情が明るくなりました。経済的にもちょっと余裕ができました。なにより高齢者を元気づけたのはは子供たちが別れ際に目に涙を浮かべ、話したことでした。
「おじい、おばあ又来るからね。」「彼女ができたらおばあに見せにくるからね」「結婚して子供ができたら、おばあに会いにくるからね」と。何と嬉しい有難い言葉。この私は必要とされている。10年、いや15年は長生きしたいと思うようになる。素敵な事だと思いませんか。高齢者の心が暗から陽に変わっていったのです。このような高齢者を一人でも多く増やしていきたいと、若い元気な頼りになるスタッフと日々頑張っています。
泣くも人生、笑うも人生ならば楽しく笑って生きて行こう。高齢者の皆さん、あなたの役割は必ずあるはずです。
2014年2月12日水曜日
シマ学校プレ企画②~たうふがす料理づくり~を行いました。
高齢者の「アマイ・ウムクトゥ」を掘り起し、実際に次の世代に引き継いでいく場として「シマ学校」の開設を目指しています。
今回は、その準備のためのプレ企画2回目として、たうふがす(とうふかす=おから)を使った料理に挑戦しました。
かつてはどの家庭でも、石臼で大豆を挽いて海水を加え、ゆしどうふやしめどうふを作っていたそうです。その際に一緒にできる「たうふがす=おから」はどのようにして食べていたのか?
お話を聞いていくうちに多く上がってきたのが「たうふがすてんぷら」でした。
材料は、たうふがす、小麦粉、塩、水を基本として、重層、たまご、季節の野菜(ニラ、ノビル、にんにくの葉、にんじん)、酢などをそれぞれの家庭の作りかたによって加えて使います。
5テーブルに分かれ、料理スタート。
作り慣れているため、みなさんとっても手際よく作業をすすめています。
このようにして手で生地をこねながら油に落としていきますが、上手に焼くためにはそれなりのコツが必要です。
こちらのテーブルでは、たうふがすにニラ、キムチの素を加えた生地を作っていました。創作も大歓迎です。
きれいな色に焼けてきています。
重層とたまごを使ったテーブルではふっくらとした焼き上がりになりました。
最後にそれぞれが作ったてんぷらを食べ比べしながら、商品化にむけて楽しく話し合いをしました。
さて、次回の「シマ学校」では、待望のとうふづくりに挑戦してみたいと思います。
1960年代の写真を見ながら、当時のとうふづくりの光景や必要な道具、手順などについて意見を交わしました。石臼も修理中ですので、シマ学校や体験プログラムで活躍してくれることを期待しています。
今回は、その準備のためのプレ企画2回目として、たうふがす(とうふかす=おから)を使った料理に挑戦しました。
かつてはどの家庭でも、石臼で大豆を挽いて海水を加え、ゆしどうふやしめどうふを作っていたそうです。その際に一緒にできる「たうふがす=おから」はどのようにして食べていたのか?
お話を聞いていくうちに多く上がってきたのが「たうふがすてんぷら」でした。
材料は、たうふがす、小麦粉、塩、水を基本として、重層、たまご、季節の野菜(ニラ、ノビル、にんにくの葉、にんじん)、酢などをそれぞれの家庭の作りかたによって加えて使います。
5テーブルに分かれ、料理スタート。
作り慣れているため、みなさんとっても手際よく作業をすすめています。
このようにして手で生地をこねながら油に落としていきますが、上手に焼くためにはそれなりのコツが必要です。
こちらのテーブルでは、たうふがすにニラ、キムチの素を加えた生地を作っていました。創作も大歓迎です。
きれいな色に焼けてきています。
重層とたまごを使ったテーブルではふっくらとした焼き上がりになりました。
最後にそれぞれが作ったてんぷらを食べ比べしながら、商品化にむけて楽しく話し合いをしました。
さて、次回の「シマ学校」では、待望のとうふづくりに挑戦してみたいと思います。
1960年代の写真を見ながら、当時のとうふづくりの光景や必要な道具、手順などについて意見を交わしました。石臼も修理中ですので、シマ学校や体験プログラムで活躍してくれることを期待しています。
2014年2月11日火曜日
すまだてぃだより12号を掲載しました。
すまだてぃだより12号ができました。
○今月の特集記事
ユニムイ発表会・体育館落成記念
映画「みんなの海だから」
小野高校民泊 3000本のアカバナ植花
イーヌブー除草作業終了
池間大橋開通記念 グラウンドゴルフ大会
こちらからpdf版をご覧いただけます。
2014年2月5日水曜日
小野高校のみなさんが池間島の一周道路沿いにアカバナの苗3000本を植花しました
2月5日、兵庫県立小野高校のみなさんと一緒に、アカバナの苗木約3000本を植花するイベントを開催しました。
このイベントは、2月4日~6日の日程で修学旅行民泊に来てくださった兵庫県立小野高校のみなさんの協力で、池間島の一周道路沿いの花壇に池間島在来のアカバナ(ブッソウゲ)を植え、島の玄関口を花いっぱいにしようと企画してきたものです。
この日のイベントのために、昨年から修学旅行で来てくださった方たちの力を借りて少しずつ苗づくりを行ってきました。さらに、小野高校さんからは作業に必要なクワや移植ごて、剪定はさみなどの農具を200本近く寄贈していただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
イベント当日は、朝からたくさんの生徒のみなさんが準備にかけつけてくださいました。
総延長220mの花壇には、苗木を植える場所に目印の割りばしが約3000本立てられています。
こちらは、割りばしの本数を目安に、植えつける苗木を運びこんでいるところ。
こちらでは、400名分の炊き出しの準備が進められています。
今晩の夕食となる炊き出しのメニューは、ソーキや豚足が入った具だくさんの豚汁。
そして、豚2頭分を肉を使ったワーヌンスニ(豚の味噌煮)。池間島の伝統料理ですが、400人分の豚を炊くという機会はそうありません。
水を一切使わずに、味噌と泡盛をもみ込んでからまきで炊き上げます。
西原地区や狩俣地区に民泊している生徒さんと民家のみなさんも全員集合して、いよいよイベント開始です。
池間自治会長の奥原さんが開会のあいさつを行いました。
受け入れ民家のみなさんも大勢集まっています。
クラスごとに持ち場に移動して、作業開始。
こちらでは、民家さんの指導でアカバナの「苗づくり」を行っています。
挿し木の苗が着々と出来上がってきました。
今回作っていただいた約3000本の苗木は、来年度の修学旅行生に植えつけをしてもらう予定です。
こちらは、花壇にアカバナの苗木を植えつけしているところ。
一見、割りばしが枝に変わっただけのようですが、今回植えつけした苗がしっかりと根付き、芽が出てきてくれることを祈ります。
作業が終わると、なんと小野高校のみなさんから池間島へのプレゼントがありました。小野市の伝統産業であるそろばんを使った素敵なプレートをいただきました。
「ONO♡IKEMA」
池間島からも、「海のいきものカレンダー」のプレゼントのおかえしです。
そして、待ちに待った炊き出し。
豚汁はあっという間に完売でした。
夕食の後は交流会です。小野高校のみなさんによるエイサーの披露がありました。
どのクラスもとてもよく練習していて、すばらしいパフォーマンスでした。
ひとりひとりが手に持っている「パーランク」も、自分たちの手づくりなんですって。
この後、総勢400名のクイチャーを踊り、大盛り上がりの内にイベントは無事終了しました。
ご協力いただいた民家のみなさま、小野高校のみなさま、本当にありがとうございました。
2/13 続報
アカバナの植えつけから約1週間が経過しました。
先週から降り続いた雨のおかげで、植えつけたアカバナの苗木がしっかりと根付いたようです。すでに何本かが芽吹いていましたので、今後の生長が楽しみです。
このイベントは、2月4日~6日の日程で修学旅行民泊に来てくださった兵庫県立小野高校のみなさんの協力で、池間島の一周道路沿いの花壇に池間島在来のアカバナ(ブッソウゲ)を植え、島の玄関口を花いっぱいにしようと企画してきたものです。
この日のイベントのために、昨年から修学旅行で来てくださった方たちの力を借りて少しずつ苗づくりを行ってきました。さらに、小野高校さんからは作業に必要なクワや移植ごて、剪定はさみなどの農具を200本近く寄贈していただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
イベント当日は、朝からたくさんの生徒のみなさんが準備にかけつけてくださいました。
総延長220mの花壇には、苗木を植える場所に目印の割りばしが約3000本立てられています。
こちらは、割りばしの本数を目安に、植えつける苗木を運びこんでいるところ。
こちらでは、400名分の炊き出しの準備が進められています。
今晩の夕食となる炊き出しのメニューは、ソーキや豚足が入った具だくさんの豚汁。
そして、豚2頭分を肉を使ったワーヌンスニ(豚の味噌煮)。池間島の伝統料理ですが、400人分の豚を炊くという機会はそうありません。
水を一切使わずに、味噌と泡盛をもみ込んでからまきで炊き上げます。
西原地区や狩俣地区に民泊している生徒さんと民家のみなさんも全員集合して、いよいよイベント開始です。
池間自治会長の奥原さんが開会のあいさつを行いました。
受け入れ民家のみなさんも大勢集まっています。
クラスごとに持ち場に移動して、作業開始。
こちらでは、民家さんの指導でアカバナの「苗づくり」を行っています。
挿し木の苗が着々と出来上がってきました。
今回作っていただいた約3000本の苗木は、来年度の修学旅行生に植えつけをしてもらう予定です。
こちらは、花壇にアカバナの苗木を植えつけしているところ。
一見、割りばしが枝に変わっただけのようですが、今回植えつけした苗がしっかりと根付き、芽が出てきてくれることを祈ります。
作業が終わると、なんと小野高校のみなさんから池間島へのプレゼントがありました。小野市の伝統産業であるそろばんを使った素敵なプレートをいただきました。
「ONO♡IKEMA」
池間島からも、「海のいきものカレンダー」のプレゼントのおかえしです。
そして、待ちに待った炊き出し。
豚汁はあっという間に完売でした。
夕食の後は交流会です。小野高校のみなさんによるエイサーの披露がありました。
どのクラスもとてもよく練習していて、すばらしいパフォーマンスでした。
ひとりひとりが手に持っている「パーランク」も、自分たちの手づくりなんですって。
この後、総勢400名のクイチャーを踊り、大盛り上がりの内にイベントは無事終了しました。
ご協力いただいた民家のみなさま、小野高校のみなさま、本当にありがとうございました。
2/13 続報
アカバナの植えつけから約1週間が経過しました。
先週から降り続いた雨のおかげで、植えつけたアカバナの苗木がしっかりと根付いたようです。すでに何本かが芽吹いていましたので、今後の生長が楽しみです。
登録:
投稿 (Atom)