2014年2月12日水曜日

シマ学校プレ企画②~たうふがす料理づくり~を行いました。

高齢者の「アマイ・ウムクトゥ」を掘り起し、実際に次の世代に引き継いでいく場として「シマ学校」の開設を目指しています。
今回は、その準備のためのプレ企画2回目として、たうふがす(とうふかす=おから)を使った料理に挑戦しました。


かつてはどの家庭でも、石臼で大豆を挽いて海水を加え、ゆしどうふやしめどうふを作っていたそうです。その際に一緒にできる「たうふがす=おから」はどのようにして食べていたのか?
お話を聞いていくうちに多く上がってきたのが「たうふがすてんぷら」でした。

材料は、たうふがす、小麦粉、塩、水を基本として、重層、たまご、季節の野菜(ニラ、ノビル、にんにくの葉、にんじん)、酢などをそれぞれの家庭の作りかたによって加えて使います。

5テーブルに分かれ、料理スタート。
作り慣れているため、みなさんとっても手際よく作業をすすめています。


このようにして手で生地をこねながら油に落としていきますが、上手に焼くためにはそれなりのコツが必要です。


こちらのテーブルでは、たうふがすにニラ、キムチの素を加えた生地を作っていました。創作も大歓迎です。


きれいな色に焼けてきています。


重層とたまごを使ったテーブルではふっくらとした焼き上がりになりました。


最後にそれぞれが作ったてんぷらを食べ比べしながら、商品化にむけて楽しく話し合いをしました。


さて、次回の「シマ学校」では、待望のとうふづくりに挑戦してみたいと思います。
1960年代の写真を見ながら、当時のとうふづくりの光景や必要な道具、手順などについて意見を交わしました。石臼も修理中ですので、シマ学校や体験プログラムで活躍してくれることを期待しています。

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