2014年7月4日金曜日

2015年のカレンダー制作がはじまりました


昨年はじめて制作した「池間の海のいきものカレンダー」。昨年は、書店や多くのお店にもご協力いただき、3,000部を売り上げることができました。中でも、池間島の方々が一番喜んでくださり、たくさん購入して家族や親せきに送ってくださる、ということもありました。
うれしいことにリクエストもあって、ことしも発行いたします。早くも2014年も残すところあと半分、、、ということで、2015年版のカレンダーの制作がいそいそとはじまっています。


このカレンダー、色鮮やかな生き物の写真と、それぞれの生き物の名前(池間名)にまず目が行きますが、じつはそれ以上に力を注いでいるのが、「潮汐情報」だったりします。
潮が引いたら必ずと言っていいほど潮干狩りに海へ降りていく池間の人々にとって、「いつ潮が引くか」「どれくらい引くか」はとても重要な情報なのです。


そのため、このカレンダーでは、潮時・潮高を池間島の値で掲載しています。潮汐情報は、海上保安庁発行の「平成27年潮汐表」の那覇の数値をもとに、改正数を使って池間島の潮時・潮高を算出。(潮ミエールなどのwebサイトでも、計算式を使って港ごとに推算された数値が公開されていますが、海保の最新データから推算した値とズレが出てきます。このカレンダーでは、海保の値を公式なものとして採用しています。)

宮古島海上保安署で、潮汐表の複写をとらせてもらうところからスタートし、この値を入力して計算式にいれて、、、と地味な作業ですが大変手間がかかっております。
ちなみに、平良港(宮古島の中心港)ですら、正式な潮時・潮高の値が出されたものはないそうです。

池間島カレンダーを手に取られる際は、ぜひ「潮汐情報」にも注目してみてください。潮時と潮高が赤字で表示されていれば、「潮干狩りへGO!」という目安にもなっています。

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