2016年11月25日金曜日

ムズ(麦)の種蒔き

 11月25日、天候はくもり、今年のムズ(麦)蒔きをおこないました。11月に入り、麦蒔きのタイミングをはかっているところでしたが、ここ最近雨続きの池間島でした。
雨が降っていない今がチャンスと、この日に決行。今年5月に収穫して保管しておいた種麦を蒔きました。

10~20センチメートルほど溝を掘って麦を蒔き、脇の土をそっと被せていきました。
 空が曇っていたので、いつもはギラギラの太陽も今日はお休みです。夏には考えられないほど、涼しく作業できました。
 麦畑の横には、ナンク(島カボチャ)が育っています。ナンクは大人が一人で抱えられないほど大きくなります!

池間のおばぁたちは、カツオのなまり節と合わせてナンクを炊きおいしいおかずを作ります。
 麦蒔きが予定より早く終わったので、畑の垣になるようにと、ヤラウギー(テリハボク)とブッソウギー(ブッソウゲ)を植えました。
 ヤラウギーが人の背を超える生垣に育つのは、10年後・・・20年後!?
 畑を強風から守る立派な木に育ってほしいです。
最後に麦を植えた畑の真ん中に、ススキを結ったマータユッヴィ(魔除け)をさして、麦に悪いものがつかないよう、元気に育つようにお願いしました。

麦が収穫できたら、麹をおこして、ウツマミ(下大豆)を使い、100%池間島産在来種の味噌を作りたいです!

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