2015年7月31日金曜日
「保養」プロジェクトの受け入れをしています
「保養」の期間中、池間島の学童保育では、福島の子どもたちの受け入れも行いました。池間の子どもたちとも仲良くなってもらおうと、海に泳ぎにいったり、海で拾った貝殻で貝細工をしたり、いろいろなプログラムを用意して自由に参加してもらうことに。
島のおばあたちと一緒に、池間島の海水を使ったとうふづくりも行いました。池間の子どもたちは何回も経験しているので、石臼を回すのも上手です。
ゆしどうふを食べた後、残ったとうふを固めてしめどうふも作りました。できたてほかほかのしめどうふは、子どもたちに大人気でした。
29日の夜には、池間島の方々と、実行委員のメンバーも大勢参加して、交流会が開催されました。
福島の子も池間の子もお父さんも、みんな一緒に唄ったり踊ったり、、、
豚の味噌煮やカツオの刺身、グルクンのからあげなどなど、たくさんのごちそうも並びました。
最後は全員でクイチャー。
今回の保養をきっかけに、福島の方々と池間島との交流を深め、支援の輪を広げていければと思います。保養受け入れにご協力いただいた皆様、ありがとうござました。
2015年7月28日火曜日
福島県より、9家族31名が保養のため来島しました
7月28日~8月1日までの4泊5日、福島県の小さな子どもたちとそのご家族(9家族31名)が来島し、池間島での「保養」が行われました。
この取組みは、「うむい宮古島保養プロジェクト満月実行委員会」のみなさんが、東日本大震災で被災した福島の子どもたちを自然豊かな宮古島に招待して、心身ともにリフレッシュしてもらおうと企画しているプロジェクトです。3年目を迎える今年は、池間島で民泊の受け入れをしている民家さんの協力で、池間島での保養受け入れが実現しました。
「保養」とは、放射能汚染の高い地域に住んでいる子どもたちを、一定期間汚染のない地域で、安全な食べ物を食べ、のびのびと遊ばせることで体内の放射線物質を排出し、病気になるリスクを減らす取り組みのことです。
池間島では、6軒の民家に分かれて宿泊してもらうため、民家さんも宮古空港までお出迎え。
空港から池間島へ移動して、離島振興総合センターで入島式を行いました。
宮古島での保養は今年で3回目、というご家族もいらっしゃり、「毎年家族で参加できることがうれしい。福島での生活を忘れて、子どもたちをおもいっきり遊ばせてあげたい。お父さんお母さんものんびりと体を休めてください」とあいさつされていました。
元気な子どもたちも大勢参加してくださっています。これから4泊5日池間島で民泊しながら、日中は家族で自由に過ごしていただきます。
2015年7月26日日曜日
苗木づくりも進行中
夏休み中の子どもたちに学習支援を行うために来て下さった沖大の学生さんと一緒に、苗木づくりにも取り組みました。今回作ったのは、キャーギ(イヌマキ)の苗木約300鉢。
ちょうど実が熟す時期だったので、種を拾い集めて苗ポットに蒔いてみました。
この日は日曜日でしたが、作業をしていると、大学生のにーにーやねーねー達とすっかり仲良くなった学童保育の子どもたちがやってきてお手伝いをしてくれました。
キャーギ(イヌマキ)は、幹がまっすぐで強いため建材として使われたり、葉を供え物にする地域もあるそうで、古くから暮らしに欠かせない木でした。蒔いた種が発芽し、利用できるようになるには長い時間がかかりますが、じっくりと成長を見守っていきたいと思います。
2015年7月25日土曜日
第15回シマ学校「バンチのごちそうパート2」を開講しました
7月のシマ学校では、前回のカツオの頭のくんせいに引き続き、池間島でカツオ漁が盛んだった頃に家庭でよく作られていた、懐かしい料理づくりに取り組みます。
カツオの”ビキバラン”と呼ばれる部位(白子)を使ったかまぼこづくりに挑戦しました。
まずは、ハランの筋を取ります。包丁でしごいたり、手でしごいて、皮などの固い部分を取り除きます。
筋をとったハランをすり鉢でよくつぶして、
片栗粉や小麦粉を入れて練ります。つなぎには、タピオカの粉を入れて作るという方もいました。その方が、もちもちとした食感のかまぼこになるのだそうです。
塩で味をつけてから
沸騰したお湯に落としてゆでる人も、そのまま油で揚げる人も、蒸し器で蒸す人もいました。それぞれの家庭の作り方があるようです。
こちらは、一度お湯でゆでてから、さらに粉をまぶして油で揚げています。
見た目は鶏のからあげのようですが・・・
こちらでは、かまぼこらしく一度蒸し器で蒸しています。
そして、出来上がったのがこちら。蒸したものや油で揚げたものなど、様々な作り方で作ったかまぼこを食べ比べてみました。
現在では、カツオの白子もなかなか手に入りにくくなり、ハランをふんだんに使ったかまぼこなど、とても贅沢な料理です。「カツオは捨てるところがない」とはよく聞きますが、白子や心臓、内臓まで、それぞれ美味しく料理する知恵と工夫があったことを教えてもらうことができたシ学校でした。
2015年7月24日金曜日
夏休みの学童保育~沖大塾開催中~
夏休みに入り、池間島の学童保育も午前中から子どもたちでにぎわっています。
今日と明日は、子どもたちの夏休みの宿題を見たり、学習支援を行うため、沖縄大学子ども文化学科より、盛口満先生のゼミ生6名が来島してくださっています。
小学1年生から6年生まで、時々中学生や幼稚園生も参加して、幅広い年齢層の子どもたちを相手に学習や遊びの支援をしてもらっています。
年齢が近いためか、大学生のにーにー、ねーねー達とはあっという間に仲良くなっていました。
宿題が終わったあとも、たくさん遊んでもらいました。沖大生のみなさん、ありがとうございました。
2015年7月22日水曜日
「よみがえりの種」シリーズ
島の在来樹種の種をあつめて育てる「よみがえりの種」プロジェクトに取り組みはじめてから、木の実がやたらと目につくようになってきました。
種が落ちていたらすかさず拾うようにしていますが、こちらは上がソテツ、左がクロヨナ、右がテリハボクの種。
こちらは、左上がサキシマハマボウ、右上がクサトベラ、左下がガジュマル、右下がモンパノキ。
こちらは、イヌマキの種。緑と赤の実が混ざっているように見えますが、先端の部分が緑色の種子、その下に赤い「花托」がくっついていて、この花托の部分は肉質で甘みがあり、子どものころ食べたというお話もききます。
こちらは、アダンの分果で「ツガキ」と呼んでいる部分です。アダンのツガキは、割ると中に種子が入っているのですが、今回は種とり用ではなく、ツガキを乾燥させて燻製用のまきにするために集めているところです。
2015年7月21日火曜日
2016年版のカレンダーを制作しています
2104年、2015年は「海のいきものカレンダー」として池間島・八重干瀬周辺で出会う魚の写真を365枚使ったカレンダーをお届けしてきました。
現在制作している2016年の池間島カレンダーは、なんと、魚だけではなく、池間島の「すまむぬ(=島のもの)」を池間名とともに紹介できるようなものを目指しています。
こちらは、島の漁師さんから、昔使っていた「漁具」を見せていただいているところ。1点ずつ写真におさめ、その呼び方、使い方なども教えていただいております。
そのほかにも、「食べられる野草」、「島の生きもの」、「鳥」、「民具」、「樹木」など、月ごとにテーマを設け、それぞれの写真を集めている最中です。昨年までとはまたひと味違った、「すまむぬ」の図鑑のようなカレンダーに仕上がっていくと思いますので、出来上がりをどうぞお楽しみに。
ことしも、ミャークヅツ(9/15~17)に合わせて先行販売を開始する予定です。
2015年7月20日月曜日
第31回水郷水都全国会議in名護
7月18日~19日、沖縄県名護市文化会館にて第31回水郷水都全国会議が開催されました。その中で、2日目の分科会では「地域の自立と持続的発展の取組み」というテーマのもと、池間島からも報告をさせていただきました。
分科会では、名護市の東海岸で「じんぶん学校」やエコツアーを主催しているエコネット美(ちゅら)さん、やんばるで有機農業の生産者グループを運営するなないろ畑ネットワークさん、恩納村で様々な暮らしの技術のとりもどしや体験プログラムを実践されている仲西美佐子さんなどの報告もあり、その後もとても具体的な議論が盛り上がりました。
会場では、今年のカレンダーと、クリアファイルも販売もさせていただきましたよ。
2015年7月3日金曜日
すまだてぃだより29号を掲載しました。
すまだてぃだより29号ができましたので掲載いたします。
○今月の特集記事
第120回ヒャーリクズ開催
ヒャーリクズ前夜祭・池間ぬ主プレ大会も大盛況
池間漁協総会開催
池間自治会総会開催
今月の予定
こちらからpdf版をご覧いただけます
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