池間島の学童保育と生き生き教室の合同企画で、もちつき大会が開催されました。
池間はもちろん、宮古島でも蒸した米をうすでつく「もちつき」はあまり一般的ではありませんが、味噌や豆腐づくりで木臼や石臼を扱うことに慣れ親しんだ池間の子どもたちは、もちつきにも興味深々です。
池間では、十五夜のフキャギをつくる際などに、水に浸した米を石臼で挽いてから、水をきってこねる、という作り方が一般的だったようです。今回は、石臼で挽くようになる以前の作り方、ということで、蒸したもち米を木臼でぺたぺたとついてみました。
こちらでは、石臼で炒った大豆を挽いて、「きなこ」を作っています。
挽きたてのきなこ、とっても良い香りがしていました。
もちつき、といえば欠かせないのが掛け声ですが、子どもたちとおばあたちは、「アウマチャガマ」や「アカンミフニュー」、「池間行進曲」などの唄をみんなでうたいながらもちをつきました。ここでも、池間島のアーグが大活躍しています。
つきあがったもちにあんこをつめて、きなこをまぶして完成。つき方が浅く、「おはぎ」のような感触が残る部分もありましたが、自分たちでついたつきたてのおもちは子どもたちにも大人気でした。
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