2016年7月12日火曜日

川崎医科大付属高校生23名がやってきました

6月23-25日の2泊3日、川崎医科大付属高校生23名が池間島にやってきました。

5軒の民家に分かれて宿泊しました。

1日目の夜、モズクや豚の味噌煮、魚料理などなど、各民家で島のごはんをおいしくいただきました。
翌日は、船に乗って池間の海で沖釣り体験。

高校生たちは3隻の船に分かれて出航しました。

航海安全とグルクンの大漁を願って、民家のみなさんが高校生たちを見送りました。

大漁しないと、お昼ごはんがおにぎりだけになってしまいます!

途中、出航したはずの船が港に戻ってきました。船酔いした3名を陸に置きに戻ってきたのです。船酔い者を降ろすとまた船は漁場に戻っていきました。

なんとか上陸した船酔い3名の足取りはフラフラ。しかし、しばし休憩すると、元気に回復。船で釣りをする仲間に負けじと、磯釣りに挑戦しました。

港内でも、海の色は透明で、魚が見えます。目の前には、池間大橋。

11時ごろ、船が帰ってきました。どの船も大漁のもよう。

グルクンをはじめ、池間の言葉でタナッラと呼ばれるオヤビッチャがたくさん釣れていました。ハギ類、アイゴ、カワハギのなかま、ニバラ(ミーバイ)を釣っているグループもありました。

釣った魚は、民家のみなさんに教えてもらいながら、高校生たちがさばきました。初めて、生きた魚を触った、ウロコや内臓を取ったという学生も多いです。

おっかなびっくり魚を持つ学生が多い中、魚さばきがメキメキ上達し、どんどんさばいていく女子が約2名。

この2人の手さばきの良さと大胆さには、池間島のおじぃとおばぁもびっくり。最後には「2人で池間島でさしみやー(魚屋さん)をやったらいいよ!」という声も飛びました。

釣ったグルクンやタナッラは唐揚げに。揚げたてアツアツの唐揚げはパリパリでおいしいとみんな夢中で食べました。自分たちで釣ってさばいた魚の味は格別です。

他にも魚の天ぷら入りおつゆ、ニバラのお刺身とボリューム満点のお昼ごはんを外のテラスでおなかいっぱいいただきました。

海の体験を一日楽しんだ後、この日の夜は、介護福祉センター「きゅ~ぬふから舎」で、離島における介護・医療の特徴と課題について、ケアマネージャーの坂東留美さんの講和をみんなで聞きました。

高校生たちは、沖縄の離島について、「観光する」という視点からだけではなく、「暮らす」という視点からはじめて島を見ることができた、という感想を話していました。

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