2日目の体験は、「カッチュカンマイの燻製づくり 」を行いました。
かつてカツオ漁が盛んだった池間島では、子どもたちが大好きなおやつといったらこの「カッチュのカンマイ」だったということです。
カッチュのカンマイは、カツオの頭の意味。
大鍋でカッチュのカンマイを茹で、そのあと燻製すると出来上がり。
燻製作業を行う子どもたちが半分かまどに残り、あとの半分は天然の食器、皿がわりになる葉っぱを探しに散歩に出かけました。
月桃、クバ、バナナ、クワズイモ・・・いろいろな葉っぱを集めました。
「これはヤギが好きな葉っぱだよ」と、家や学校でヤギを飼っている子どもたちが教えてくれました。
燻製のためのチップは、アダンのツガキを使いました。これも昔の池間島で行われていた方法です。
乾燥したアダンのツガキで熾きをつくり 、じっくりと茹でたカツオの頭をその煙で燻して、飴色になったら完成です。とてもいい匂いがします。
お昼ごはんは、民家さんが持ってきてくれたおにぎりと、みんなで作った山盛りのカッチュのカンマイの燻製です。これまた自家製の葉っぱのお皿でいただきます。
子どものころにカツオの頭をおやつに食べていたという民家のみなさんが、食べ方を教えてくれます。
「マラガマ(心臓)がおいしいんだよ」と、取り出しながらおすすめしてくれます。
女の子たちのプレートは花も飾ってあって、素敵なつくりです。
昼食後はみんなで一緒に池間島の校歌遊戯で体を動かしたり、自分の島の紹介を発表し合ったりと交流を行いました。
まずは民家のみなさんと池間島小中学校の子どもたちが、校歌遊戯のお手本を披露しました。
民家のみなさんの校歌遊戯のキレの良さは、なんと現役生以上!?
離島の小学生たちも池間島の校歌遊戯を早々と習得。みんなで一緒に楽しみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿