2016年10月25日火曜日

10/25~26の日程で兵庫県立神戸商業高校のみなさんが来島しました

 10月25日(火)、昼過ぎから夕方にかけて、兵庫県立神戸商業高校2年生280名のみなさんが池間島に到着しました。

3つのグループに分かれて入村式をおこないました。
1泊2日お世話になる民家さんと対面、自己紹介。よろしくお願いします。

到着後は民家にて夕飯を食べて就寝。翌日は一日民家さんと家業体験です。
翌朝、7時30分、池間小中学校正門の前に、神戸商業高校生の姿が! 

老人クラブのみなさんと一緒に、登校して来る小中学生たちに、「おはようございます」のあいさつをしています。

以前、「すまだてぃだより38号」でご紹介したとおり、今年の5月より、池間小中学校正門前では老人クラブのみなさんによる、朝のあいさつ運動がおこなわれています。

子どもたちは、毎日あいさつしているおじぃやおばぁは顔見知りだけど、高校生のお兄さん、お姉さんたちの突然の出現にびっくり!
だけど、いつもどおり、ていねいに「おはようございます」。
中学生も登校してきました。やっぱり、びっくりながら、「おはようございます」。
池間小中学校、全校生徒数は40名未満と小さいけれども、アットホームな雰囲気でなんか楽しそう・・・と、高校生のみなさん感じたようです。

観光地よりも、離島らしさを味わえる、さすが民泊、穴場スポットのあいさつ運動でした。
民家さんとの家業体験で、畑に島らっきょうを植えた後、カギンミ(北側の浜)でピクニックをしているグループがいました。
   今日の海は風も波もなく、穏やかでした。水平線が青くのびています。  

水切りをしたり、遠投をしたりと、男子グループは遊びながら美しい浜を堪能していました。









 この日離村式は午後7時からで、高校生たちがバスに乗ってお別れするときには、外はすでに真っ暗になりました。

お天気に恵まれた1泊2日。どのグループも民家さんに案内されながら、青い空と海とが目にしみこんだ時間が長かったのではないでしょうか。

民家さんたちの個性的なおもしろさ!?と、どこまでも青い島の風景を旅の思い出に帰っていただければ幸いです!

2016年10月18日火曜日

池間小にプロレスが来た!

10月18日(火)、池間小中学校の体育館に、プロレスがやってくるとのこと。

おなじみのこの体育館が、どんなふうにプロレスリングになるのでしょうか。わくわくしながら、選手の登場を待つ子どもたち。
 目の前ではじまったプロレス。
迫力に、みんなびっくり。

チャリティープロレスで宮古島に来てくれたのは、LANDS END(ランズエンド)という団体のみなさんです。
2回戦には、ゴーヤーマンやデーモン・まもるくんが登場。子どもたちから歓声で迎えられました。人気のようです。
 協力要請されて、いっしょに戦う場面も。お尻を叩いて加勢しています。
きゅ~ぬふから舎のおじぃ、おばぁたちも熱戦を観戦しました。
プロレスを生で観る機会は初めてで、みんな興奮したようす。今度来るときは本物のリングを持って来て、さらにすごい戦いを見せてくれるそうです!

2016年10月15日土曜日

大阪府立懐風館高校のみなさんが来島しました

 10月15日、大阪から海を越え、大阪府立懐風館高校のみなさんがはるばる池間島にやって来ました。

離島振興センターにて入島式です。

今回は、池間エリアということで、池間島と宮古島の狩俣地区、西辺地区においての2泊3日の民泊体験です。
さっそく、民家ごとのグループに分かれて、泊まる民家さんとのご対面。これから3日間よろしくお願いします。
到着した翌日は、各民家さんと一日家業体験です。

こちらは池間島の集落の中心、水浜広場に面した浜、ミジュンマで、午後のひとときを遊ぶグループ。

カヤックの漕ぎ方を教わっています。「それじゃーすすめないぞー!」と言われています。
 今日は風もなく穏やかな絶好のカヤック日和。青い海に繰り出します。とても気持ちがよさそうです。
ミジュンマは、池間島の人たちにとって庭みたいな身近な浜です。民家によっては、歩いて1分もかからない近さ!

島の子どもたちもよく遊ぶ最も親しみ深い浜のひとつです。浜の横には公民館があり、そばに立つガジュマルの木の下は通称「サミット会場」と呼ばれる、島のおじぃたちの青空社交場です。

伊良部島と宮古島がよく見えるポイントでもあります。
 夕方19時からは、池間小中学校の体育館にてレクリエーションが行われました。

最後は高校生と民家さんと大きな輪をつくって、漲水ぬクイチャーを踊りました。
最初は戸惑っていた高校生たちも、シンプルな動きのクイチャーをすぐに覚えて踊っていました。

大人数でクイチャーを踊るのは楽しいです。
3日目は早朝出発。。
みんな島で過ごすうちに、だいぶん日焼けしたようです。
 「ジョウトウ!」ポーズも決まり。
仲良くなったところで、お別れはさびしい!
気をつけて大阪まで帰ってね~。

ただ観光地を回るだけではない修学旅行での民泊。

各自濃ゆ~い思い出を、帰ってからもときどき思い出してもらえれれば幸いです!

2016年10月11日火曜日

すまだてぃだより43号を掲載しました

すまだてぃだより43号ができましたので掲載いたします。

○ミャークヅツ
○第5回池間島大演芸会
○ジュウゴヤちょうちんまつり
○池間小中学校大運動会
○敬老会
○秋の民泊・ぞくぞく来島
○こよみたより
○来月の記事の予定

こちらからpdf版をご覧いただけます。

2016年10月7日金曜日

大阪人間科学大学のみなさんが来島しました

 10月7~9日の2泊3日、大阪人間科学大学の社会福祉学科の時本ゼミ、武田ゼミの6名の学生さんが来島しました。

みなさん専攻が高齢者福祉・介護福祉ということで、今回は離島の福祉・介護の現場、および暮らしを体験することの滞在です。

まずは、きゅ~ぬふから舎で歓迎。
 宿泊は民泊です。2軒の民家さんに分かれて宿泊しました。

到着の翌日は、料理体験チームと船で釣りチームに分かれて活動しました。

写真は料理チーム。島のてんぷらの他、ヘルシーな創作スイーツ・豆乳のババロアなど民家さん宅で伝授してもらいました。

天気が良かったので、庭を眺めながら作ったものを食べておしゃべりを楽しみました。
民泊で小学生も泊めるからと、簡単で喜ばれるメニューを日々考えているという今回の料理の先生、川上育子さん。

これはフワフワ目玉焼き。ホウレンソウとハム入りで見た目もかわいく、食感もおもしろい。材料はシンプルだけど、調理の工夫で見たことのない料理に。好評の一品でした。

ちなみに釣りチームは、大きなニバラ(ミーバイ、ハタ)を釣るという大漁でした。
翌日は離島振興センターで毎週おこなっているおばぁたちの社交場「生き生き教室」にも参加しました。

今回の生き生き教室は、6月に学童の子どもたちとおばぁたちとで作成した「ウッジャのゆがたい」の紙芝居を、「イキマフツ(池間口)」で練習して朗読することになりました。

各テーブルに、おばぁたち、学童の子どもたち、大学生たちが一緒に座って、練習しました。


来年3月から実際に介護の現場で働くという大阪人間科学大学のみなさんでした。

今回人口400名ほどの池間島に滞在してみて感じたことは、高齢者ということばでひとくくりにはできない、どんな人も“匿名”の存在ではないということが印象的だったということでした。

大学生が滞在した民家のみなさんも、家に孫が帰ってきたみたいで楽しかった、帰るとさびしいねー、としみじみ言っていました。

また遊びにきてくださいね~

2016年10月5日水曜日

うるま市立城前小学校のみなさんが民泊に来ました

 10月5日から7日の2泊3日間、うるま市立城前小学校5年生のみなさんが74名が池間島にやってきました。

一日目のプログラムは、自分が泊まる民家探し&シールラリーです。

池間島の集落中をチェックポイントを回ってシールを集めながら散策します。
 今回のシールは池間島の野草や海産物で、写真とともに“池間言葉”も書かれています。

シールをぜんぶ集めると、池間島ならではの食文化について詳しくなるというものです。

このシールラリーの情報は、二日目の体験「ワイルドキッチン―池間島野のごちそう」につながるのです。




さて、二日目の朝は9時に離島振興センターに集合。

池間島の食材をふんだんにつかったピザとカレーを作ってお昼ごはんにします。

カレーの具は、玉ねぎ、ヒー(にんにく)、マンジュウ(パパイヤ)、ゴーヤ、ナス、ンギーヌハ(サツマイモの葉)・・・そしてマズムヌイカ(セーイカ)とサバ(サメ)です!
食材集めのグループ、たき火のグループ、調理のグループとまずは分かれて行動。

写真手前がカレーづくりの鍋、奥に見えるのがピザを焼く窯です。

たき火グループ、煙とたたかって火の番をします。
食材の準備が整ったら、各グループごとにピザの生地をこねます。

よーく捏ねると、モチモチの食感になります。
さあ、300度になった窯に入れると、数分で焼けてきます。

ピザの具は、トマトソースに野草をたっぷり、アウキャ(アオリイカ)、とチーズ。シンプルな組み合わせで、アウキャの甘さと野草のほろ苦さ、香りを味わいます。

野草は、ヤチューサ(ヨモギ)、ウイキャウ(ウイキョウ)、ワーガマジュー(長命草)、ツバスクース(ヒハツモドキ)、ニガナ、ニンジンモドキ・・・といろいろたっぷり。
アツアツの焼きたてピザとカレーをいただきます!

ピザのお皿も自分たちで採取してきたバナナの葉です。サニン(月桃)の葉のグループもありました。ピザを食べるのにとても便利。

島の食材を集めて、みんなでつくったごはんの味は格別。おかわりもしてたくさん食べました。

ごはんの後は、民家さんと家業体験がまっています。
あっという間の2泊3日。すっかり民家のおじさん、おばさんと仲良しになった子どもたちでした。

離島式では、子どもたち全員ですばらしい合唱を披露してくれました。コーラスのうつくしさと、楽しく過ごした時間と別れの寂しさがこみあげてくるのとで、涙をうかべる民家さんが続出しました。
最後に子どもたちが感謝のお手紙をそれぞれお世話になった民家さんにプレゼントしました。

ひとりひとりのメッセージに民家さんの顔もほころびます。
バスに乗る前に、最後のお別れの時間、民家さんと握手したりハグしたり。

「また遊びに来るね」という言葉が笑顔とともに飛び交う中、みんなで号泣している女子のグループもいました。

子どもたちの涙を見ると、民家さんも泣けてきてしまうようです!
2泊3日ほんとうに楽しい時間を共有できたことが伝わってきました。
7月の予定だったのが台風のため今回の10月に延期した城前小学校の民泊。

離島式にて、校長先生が「まだ池間島にいたい人、帰りたくない人ー」と子どもたちにたずねると、みんなが「はーい!」と勢いよく手を挙げてくれたのがうれしかったです。

みんなで島を散策したことや、薪を焚いてごはんをつくったことなどを思い出して、また遊びに来てくださいね~