今月のシマ学校のテーマは「アンディーラを編む」です。
アンディーラとは、縄を編んでつくられた網状の袋のことで、海に潮干狩りに行くときに持っていって獲物を入れたり、土のついた芋を入れて海水でごろごろと洗うときに使ったりと、生活の様々な場面で活躍します。かつては
アダナスをなった縄で編んでいたそうですが、現在はほとんどがナイロンロープでつくられたものになっています。
漁師の男性たちのほうが得意な作業ということで、手先の器用な島のオジイに作り方を習ってきました。
今回教えていただいたのは、上原光雄さんです。
輪っかをつくり、足の指に引っ掛けておき、目の大きさを揃えた輪の下に結び目を作っていきく作業を繰り返します。
練習用に輪を大きくとっていますが、目の大きさを均等に作っていくのがなかなか難しい作業です。
こちらは先生の作品。目が揃っていて美しい仕上がりです。編むスピードも速く、1時間ほどでここまで仕上がりました。
今月のシマ学校は3月24日(火)14時~。翌月のサニツ(浜降り)に持っていけるように、オバアたちと、子どもたちとアンディーラ編みに挑戦してみたいと思います。
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