2012年10月15日月曜日

香里丘高校のみなさんが民泊体験をされました~耕作放棄地再生~


大阪府立香里丘高校のみなさんの体験プログラムとして、10名の生徒さんたちと一緒に耕作放棄地を再生した「いけまの畑(仮)」で畑づくりに取り組みました。


長い間放棄されていたこの畑は、開墾されたものの、土の中に大量の石が混ざっているのですぐに畑として使用することができません。そこで、「畑づくりプロジェクト」はまず畑の石ひろいをするところからスタートです。


島の朝は早く、この日、仲間清一郎さんと芦川剛志さんの家の生徒さんは朝8時から畑にやってきて一仕事です。
まずは表面に見える目立った石を拾い、畑の脇によけていきます。


さらに、仲間誠一郎さんが耕運機をかけ、その後ろから掘り起こされた石を拾い集めます。



掘り起こした石は、畑と畑の境界に積み上げて石垣をつくります。かつては畑の垣根も、民家の塀もこのような琉球石灰岩の石(サンゴ礁が堆積してできた岩盤)をきれいに積んで石垣にしていました。


年月を経て崩れてしまった石垣の復活にも取り組みます。
一見簡単そうに見えますが、石垣を積み上げるにはコツが必要。現在ではきちんと石垣をつくれる人が少なくなってきているのだそうです。


この日、10名の男子高校生が約3時間頑張って、「いけまの畑」がずいぶんと畑らしくなってきました。

これからも、修学旅行生のパワーを借りながら、農業体験のフィールドとして「いけまの畑」を活性化していく予定です。今後の展開にご期待ください。

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