2015年10月21日水曜日

イーヌブー(池間湿原)の生き物調査を行いました

 

タカラハーモニストファンドの助成をうけて、イーヌブー(池間湿原)の虫瞰・鳥瞰調査を行っています。
今回は、福岡県北九州市より、「魚部」という大変面白い活動をされている井上さん、魚部OBの工藤さんをお招きし、イーヌブーの水生昆虫の調査のやり方を教えていただいたり、学童保育の子どもたちと一緒に観察会を開いていただきました。


最初は「虫きらい~」と言っていた子どもたちですが、現場につくなり網を手にどんどん奥まで入っていきます。先生方がもってきてくださった特大の網をつかってガサガサし、水中の昆虫を探します。


気づけば、運動靴のままひざ下まで水に入っている子どもも・・・!


わらわらと出てくるゲンゴロウに子どもたちも大興奮でした。


センターに戻ってから、工藤さんのお話をよくききながらゲンゴロウを見分け、スプーンですくって種類別に観察水槽に分けていきます。
きゅ~ぬふから舎の利用者さんも、「ターヌカミガマ(=田んぼの亀ちゃんという意味)」といって興味深そうに観察していました。


ゲンゴロウを見つめる目は真剣そのものです。


この日子どもたちが見つけたのは、ヒメフチドリゲンゴロウ、コガタノゲンゴロウ、トビイロゲンゴロウ、コガタガムシ、ゲンゴロウの幼虫、ヒル、カダヤシ、中型のゲンゴロウ、微小サイズのゲンゴロウ、などなど、、、細かいものまでよく見つけていました。


よく観察してスケッチしよう、ということで、こちらは小学1年生の作品です。
虫の目での調査、今後も子どもたちと一緒に継続していけるようにしたいと思います。

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