2015年10月22日木曜日

きゅ~ぬふから舎にゲンゴロウの水槽ができました


イーヌブーの生物調査・生き物観察会を開いてくださった北九州・魚部の井上さん、工藤さんから素晴らしい提案をしていただき、昨日子どもたちとみつけてきたゲンゴロウを水槽で飼うことになりました。
水槽の準備から設置まで、井上さんと工藤さんのお世話になりっぱなしでした。


水槽のセッティングは、ちょうど学校から帰ってきた子どもたちと一緒に行いました。砂を敷くのも、水を入れるのも、やりたい人が多く順番で作業。


最後に、一人1匹ずつ網ですくってゲンゴロウを入れて


これまた魚部の先生方に作っていただいたプレートを貼って、完成。
子どもたちにとって(大人たちにとっても)イーヌブーは、そこで遊んだり、わざわざ足を運んだりする機会がなく遠い存在になってしまっています。というところから、誰もが毎日イーヌブーの生き物たちを身近に感じ観察することができるきっかけづくりとして、水槽の設置をご提案いただいたのでした。


魚部の先生方には、1週間近く滞在していただき、イーヌブーをはじめ島内のため池(井戸)や水田跡などでも調査に協力していただきました。イーヌブーではなんと、32種の水生昆虫(そのうちゲンゴロウ類だけでも16種)が確認されたそうです。
虫瞰鳥瞰調査では、これらの生き物のすみかの様子やその遷移も把握していくため、引き続き鳥の目での調査にも取り組んでいきたいと思います。
ご協力くださった先生方、どうもありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿